あ行の作家

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【読書】『月の立つ林で』青山美智子:人は再生を繰り返す

以前読んだ『お探し物は図書室まで』がとても良かったので、それ以来注目している作家さんだ。 『月の立つ林で』 青山美智子 5人の主人公の暮らしぶりを描いた連作短編集。 物語の展開 誰かの朔長年看護師...
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【読書】『夢も見ずに眠った。』絲山秋子:まさか泣くとは思わなかった

今年最後の1冊。今年は37冊しか読んでいない。少なかったなー。特に、やまとという新しいメンバーを迎えてからはめっきり読書時間が減ってしまった。 1冊読むのに2週間ぐらいかかるので、そうすると物語の流れも忘れてしまうのよねぃ。...
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【読書】『マイクロスパイ・アンサンブル』伊坂幸太郎:プライドって何なんでしょうか

猪苗代湖で2015年から開催されている音楽フェス「オハラ☆ブレイク」のために、伊坂幸太郎さんが毎年書き続けた短編「猪苗代湖の話」。会場でしか手に入らなかった7年分の連作短編が満を持して書籍化!(特設サイトより) だそうだ。本...
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【読書】『老後とピアノ』稲垣えみ子:ピアノ愛に感動 Max!

ツイッターのTLにピアノを再開したという人のツイートがたくさん流れてきて、皆さんとっても本気で取り組んでいて感動するばかりだ。以前、稲垣えみ子さんのエッセイを読んだ時の感動を思い出したわ。 図書館本だけど、もちろんタイトル買...
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【読書】『砂嵐に星屑』一穂ミチ:新たな1歩を踏み出す人々

一穂ミチさん、先日「スモールワールズ」を読んで、またこの人の作品を読んでみたいと思ったので、図書館に予約していた本。テレビ局を舞台にした連作短編集で、それぞれ悩みを抱えている人々の物語だ。
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【読書】『ペッパーズ・ゴースト』伊坂幸太郎:根底に流れるニーチェの思想

久しぶりの伊坂さん、意外にも最初の方は少し足踏みしてしまってなかなか進まなかったけど、生徒が書いた小説の登場人物が実際に現れた頃からスピードアップした。今回も時々過去作を思い起こさせるようなフレーズがあって、ニヤリとする場面もあった。 ...
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【読書】『幻夏』太田愛:最後に一筋の光が見える

著者:太田愛 デビュー作『犯罪者』でわたしの心を撃ち抜いた太田愛さんの2作目だ。 前作の事件が原因で相馬は刑事課から交通課に左遷されていた。その相馬が小学6年生のひと夏を一緒に過ごした水沢尚と択の兄弟。 2学期の...
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【読書】『犯罪者』太田愛:すごい人に出会ってしまった

著者:太田愛 太田愛さん、「相棒」とか「トリック」の脚本家さんだそうで、知らなかった…。すいません。 昔、わたしは「読み始めて30ページぐらいまでに殺人が起きるか、白骨死体が発見されるかしないと退屈になるわ」と言ってい...
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