本のはなし

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あ行の作家

【シニアの本棚】『アーセナルにおいでよ』|生きていく武器を身につける

『アーセナルにおいでよ』 あさの あつこあさのあつこさんというと『バッテリー』だ。20年以上前だと思うけど、当時の会社の同僚に勧められ、文庫本6巻夢中になって読んだ記憶がある。それ以来何作か読んだけど、しばらくご無沙汰していた。物語の展開「...
さ行の作家

【シニアの本棚】『女の国会』|女だって働いていいけど、家のこともきちんとしてよね

『女の国会』 新川 帆立ちょっと前にBSテレ東の番組「あの本、読みました?」に作者が出演されていて、この作品のことを話してたので読んでみようかなと。物語の展開野党第一党の高月馨は窮地に追い込まれた。敵対関係にありつつも、ある法案については共...
な行の作家

【シニアの本棚】『いまこそガーシュウィン』|暗殺者の葛藤

『いまこそガーシュウィン』 中山 七里この間図書館に行ったときに目についた作品。中山七里さんはデビュー作の『さよならドビュッシー』以来、結構読んでいたけど最近はちょっとご無沙汰していた。作曲家シリーズもガーシュウィンが出てたとは知らなかった...
は行の作家

【シニアの本棚】『ワクワクする!67歳からのはじめての一人暮らし』

わたしは67歳ではないし、一人暮らしでもないけど、「同年代の人がワクワクしながら一人暮らししているらしい」というので図書館に予約していたのだ。『ワクワクする!67歳からのはじめての一人暮らし』 本田 葉子タイトルは「67歳から…」だけど、ご...
あ行の作家

2年以上前の記事のアクセスが急上昇、なにがあった?

アクセス急上昇の謎普段あまりアクセス数とか気にしてないんだけど、なぜか2年以上前にアップした太田愛さんの『犯罪者』のレビューへのアクセスが急に増えていてビックリ。なんかあるのかな?映画とかドラマになるとか?実は『犯罪者』も2作目の『幻夏』も...
た行の作家

【シニアの本棚】『いつか月夜』|いつも月夜に米の飯

いつも朝6時半過ぎにゴミ出しに行くのだけど、この時季はちょうど夜明け前で、毎回オレンジ色に染まった素敵な空を見ることができる。いい気分だ。さて、ことし2冊目は推しの作家さん、寺地はるなさんの作品。『いつか月夜』 寺地 はるな物語の展開会社員...
ひとりごと

自分が変わる、新しい時間割|『天然生活』2月号

随分前に届いて隅々まで読んだのに放置したままだった『天然生活』2月号。今月の特集は特に興味深かったよ。自分が変わる、新しい時間割この特集で取り上げられてる人たちは、皆さん仕事を持っていて「新しいことを始める時間を作るために」みたいな視点だけ...
あ行の作家

【シニアの本棚】『よむよむかたる』|死ぬまで生きなきゃならない

『よむよむかたる』 朝倉 かすみ物語の展開喫茶シトロンで月に1回開催されている読書会。シトロンのオーナーが結婚して引っ越すことになり、彼女の甥である安田がその店を引き継ぐことになった。安田は作家としてデビューしたが、出版社に届いた1通の手紙...
本のはなし

【シニアの本棚】ことし読んだ33冊、心に残った作品5選

毎年恒例「心に残った本5選」ことしは昨日までに33冊読んだようだけど、記録を見てもほぼ思い出せない。その時の記事を見て「ステキなお話だった」なんて書いてあると「あぁ、そうだったのか…」ぐらいで詳しい内容はほとんど覚えてないのよねぃ。そんな中...
ま行の作家

【シニアの本棚】『捨てたい人捨てたくない人』|あなたはどっち派?

我が家にとっていかにもタイムリーなタイトルで、完全にタイトル買い、いやタイトル借りだ。『捨てたい人捨てたくない人』 群 ようこ内容紹介捨て活しようとする人たちを描いた5篇からなる短編集。「捨てられない姉 捨てさせたい妹」43歳・独身のトモコ...