は行の作家

は行の作家

は行の作家

【シニアの本棚】『図書館のお夜食』|こんな図書館に行ってみたい

10月が終わってしまったけど、振り返ってみると読み終えたのはこの1冊だけだった。図書館本を何冊か借りていたけど、期限までに読み切れず読まずに返却したのも数冊あり…。そういう月もあるよね。 『図書館のお夜食』: 原田 ひ香 三千円の使いかた」...
は行の作家

【シニアの本棚】『あなたが誰かを殺した』|いつもと違う加賀恭一郎

『あなたが誰かを殺した』 東野 圭吾 図書館本。予約したのがいつだったか忘れたけど、600人以上待ちだったと思う。さすが図書館利用率日本一の我が県、さすが東野さん。というわけでやっと順番が回ってきた。 物語の展開 とある別荘地に所有者4家族...
は行の作家

【シニアの本棚】『喫茶おじさん』|あなたは何にもわかっていない

『喫茶おじさん』原田 ひ香 松尾純一郎、バツイチ、57歳。大手ゼネコンを早期退職し、現在無職。妻子はあるが、大学二年生の娘・亜里砂が暮らすアパートへ妻の亜希子が移り住んで約半年、現在は別居中だ。再就職のあてはないし、これといった趣味もない。...
は行の作家

【シニアの本棚】『老人ホテル』:極貧人生から抜け出せるのか

『老人ホテル』 原田 ひ香 物語の展開 主人公、日村天使はある日以前働いていたキャバクラのビルのオーナーだった綾小路光子の姿を見つけ、彼女がそこそこお金のあるお年寄りが長期滞在している「老人ホテル」と呼ばれているホテルで暮らしていることを突...
は行の作家

【シニアの本棚】『希望の糸』:加賀恭一郎シリーズ11

『希望の糸』 東野 圭吾 単行本が出版されたのは2019年ということです。加賀恭一郎のシリーズはだいたい読んでるので、先日最新作が発表されたと知り「読まねば」と思ってたら、なんとそれ以前にこの作品が未読だったとわかって慌てて図書館に予約した...
は行の作家

【シニアの本棚】『ある男』:愛に過去は必要なのか

『ある男』 平野啓一郎 平野啓一郎さんは『マチネの終わりに』を読みました。出版された時にタイトルが刺さったんですが、恋愛もののようだったので回避したんです。それなのに、なぜ読んだのだろう…。 映画化されましたよね。石田ゆり子さんと福山雅治さ...
は行の作家

【シニアの本棚】『クスノキの番人』:何と言っていいやら…

『クスノキの番人』 東野圭吾 特にファンというわけではないけど、昔から「東野圭吾にハズレなし」と思っているタカハラ。とはいえ、10年ぐらい前からはちょいちょい「やっつけで書いたのか」と思うこともあるのは事実だ。 図書館本だけど、予約した理由...
は行の作家

【シニアの本棚】『淀川八景』:なんでもないけど意外と深い

藤野恵美さん、初めましてです。 失礼ながら全く存じ上げませんでした。 13年プラス2年間、大阪で暮らしていた者としては「淀川」と聞くと、無条件に読んでみたくなるものです。
は行の作家

【シニアの本棚】『透明な螺旋』:湯川先生の生い立ちが明かされる

『透明な螺旋』 東野圭吾 8月は全く読書が進まなかった。家に2冊ストックはあったのに「返却期限」という縛りがないと読まなくなってしまったのだろうかと、自分で自分を疑ってしまったわ。 そうこうしてるうちに届いた図書館本。半年以上待ってた。期限...