あ行の作家

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【シニアの本棚】言語化力は鍛えられるのか

『こうやって頭のなかを言語化する。』 荒木 俊哉最近、考えるということがなくなったなーと思っている。何かについて、自分はどう思うのか、頭の中で考えていることを言葉にするということも減ってきているような。ブログや手帳は書いてるけど、だいたい出...
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【シニアの本棚】『私たちが轢かなかった鹿』|ヘンな人のオンパレード

井上荒野さんは、随分前に2、3作読んだことがあるような気がする。今回は、ドラマ『照子と瑠衣』を観て、彼女の作品をまた読んでみようと思ったのだ。『私たちが轢かなかった鹿』 井上 荒野物語の展開5編から成る短編集で、それぞれのエピソードが登場す...
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【シニアの本棚】『珈琲怪談』|人は理解不能なものが怖い

『珈琲怪談』 恩田 陸久しぶりの多聞さんのシリーズ。過去2作『月の裏側』『不連続の世界』も読んでるけど、お察しのとおり、覚えてません。内容紹介なんか、怖い話ない?異界が覗き、怪異の似合う古い街。男たちが喫茶店に集ってすること、とは――。男子...
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【シニアの本棚】『椿ノ恋文』|幸せは日々もがく泥の中にあるのかもしれない

ツバキ文具店シリーズ3作目。『椿ノ恋文』 小川 糸大まかな内容前作『キラキラ共和国』で結婚した鳩子。立て続けに生まれた2人の子どもたちも小学校に入学し、代書屋を再開することになった。鳩子のもとには、またいろいろな人から代書の依頼が来る。紫陽...
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【シニアの本棚】『今夜はジビエ』|山小屋での暮らし

「森の中の山小屋で暮らすことにしました」と、山へ生活拠点を移し、愛犬と暮らす小川糸さんの日記的エッセイ。『今夜はジビエ』 小川 糸内容紹介最近はテレビの『あの本、読みました?』から情報を得ることが多い。先日、小川糸さんが「山から降りてきまし...
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【シニアの本棚】『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』|もがきながら、楽しんで生きる

『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』 小原 晩この作品は『あの本、読みました?』で紹介されていて、その場で図書館に予約したのだった。どういうふうに紹介されていたのか、なぜすぐに読みたいと思ったのかは忘れてしまったけど。内容紹介伝説的ヒッ...
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【シニアの本棚】『俺たちの箱根駅伝』|やっぱり泣ける

今日は七十二候では「鴻雁北」 こうがん かえる5日前は「玄鳥至」 つばめ きたる燕がやってきて、雁は北へ帰る季節こういうことに趣を感じる年頃だろうか。『俺たちの箱根駅伝』上・下を読み終えた。『俺たちの箱根駅伝』 池井戸 潤物語の展開上巻は箱...
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【シニアの本棚】『カフネ』|なぜだか涙が染み出してくる

『カフネ』 阿部 暁子「カフネ」とはポルトガル語で「愛する人の髪にそっと指をとおすしぐさ」だそうだ。「頭をなでて眠りにつかせるおだやかな動作」という意味もあるらしいけど、そっちの方がしっくりくるかな。テレビ番組「あの本、読みました?」で紹介...
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【シニアの本棚】『アーセナルにおいでよ』|生きていく武器を身につける

『アーセナルにおいでよ』 あさの あつこあさのあつこさんというと『バッテリー』だ。20年以上前だと思うけど、当時の会社の同僚に勧められ、文庫本6巻夢中になって読んだ記憶がある。それ以来何作か読んだけど、しばらくご無沙汰していた。物語の展開「...
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2年以上前の記事のアクセスが急上昇、なにがあった?

アクセス急上昇の謎普段あまりアクセス数とか気にしてないんだけど、なぜか2年以上前にアップした太田愛さんの『犯罪者』のレビューへのアクセスが急に増えていてビックリ。なんかあるのかな?映画とかドラマになるとか?実は『犯罪者』も2作目の『幻夏』も...