いよいよ押し詰まってきましたねぃ。
今年は37冊しか読まなかったけど、その中から印象に残った5作品をあげてみようと思う。
ことしの5冊
「老後とピアノ」 稲垣えみ子
稲垣さんのピアノレッスンに対する情熱に驚愕と尊敬を覚えると同時に自分のヘタレさを痛感した。
「その扉をたたく音」 瀬尾まいこ
瀬尾さんの作品はいつも優しくて希望があり、救いがある。
その扉をたたく音 瀬尾まいこ 泣いた : ギリギリ年金生活
去年は39冊止まりだったけど、今年は何冊読めるかな。いや、別に去年の自分と競ってるわけではないんだけどね。 しかも、たくさん読んだからって読んでるうちに忘れるのだから、読むことに意味があるのかと疑いたくもなるのだけど。まぁ、読まずにはいられ...
「罪の轍」 奥田英朗
やりきれないズーンと重いものが心に残った作品。
罪の轍 奥田英朗:58年前の世の中は・・・ : ギリギリ年金生活
今でも「東京オリンピック」と聞いて思い浮かべるのは、去年ではなく「東洋の魔女」や「アベベ」だったりするわたし。その東京オリンピックの前年が舞台のお話。 <やっとクリスマスローズが咲き始めたけど、思いっきり俯いてる> 奥田英朗さん、好きな作品...
「誰かがこの町で」 佐野広実
閉鎖された空間での同調圧力の怖さ。
「八月の六日間」 北村薫
山の様子や主人公の心情が美しく清々しい文章で描かれて素敵。
八月の六日間 北村薫 山ガールに憧れたまま人生終わりそう : ギリギリ年金生活
ガチでインドア派のわたしだけど、登山に対する憧れは抱いていた。過去1回だけ、高校時代に2000m足らずの山に登ったことがあるのだけど、山頂に着いた時の達成感や爽快感が忘れられないでいる。<頑張って冬越ししたアメリカンブルー>今から15年ほど...
5作品の中で★★★★★は小説ではなくエッセイで「老後とピアノ」のみだ。
稲垣さんのピアノ愛には本当に感動し、敬服する。
読んだ時には「見習わなければ」と思ったけど、結局思っただけで今日に至っている。
最近は文句なく星5つというのが少なくなってしまった。
例えば宮部みゆきさんの「火車」や伊坂幸太郎さんの「重力ピエロ」などを読んだときのガツンとした衝撃を受けることがなくなったような気がする。
感性が鈍くなってるということなのかなー。
それも歳のせい?
だとしても、やはりこれからも読み続けるだろう。
来年はどんな作家さんや作品に出会えるか、楽しみだわ〜。
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