【体験記】親が子どもの話を聴く時に大切な3つのポイント

今朝、たまたま中学生のお子さんのことで悩んでいるというお母さんの呟きが目についた。
親としては悩む時期だよねぃ。

中2病という言葉が今でもあるのかどうか知らんけど、わたしも同居次男が中学生だった頃が一番しんどかった時期だ。

出口の見えないトンネルに入ってしまったようだった。
夫とは離婚前だったけど、別々に暮らしていたので相談しても的外れな答えが返ってくるだけで頼りにならなかった。

今朝は空が秋

結局、非行専門のカウンセラーの存在を知り相談に行ったのだ。
当時、吹田市の江坂駅近くにあった診療所で、高速バスで月に2回通っていた。

過ぎてしまったことはすぐ忘れる性分なので、診療所の名前も忘れてしまった。
というか、あの頃のことは忘れたい自分もいるんだけど、その時に受けたアドバイスに救われたことは確かだ。

20年近くも前の話だけど、もし悩んでおられる親御さんの目に止まればと思って、カウンセリングの経験を書くことにした。

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子どもとの会話を書き起こす

まず最初にカウンセラーに言われたことは 息子さんとの会話をできる限り全部書き起こして、それをカウンセリングの前日までにFAXしてくださいということだ。
なにしろ20年近く前だから、まだFAX全盛期よ。

これはそこのカウンセラーが実践していることで、一般的なやり方ではないのかもしれないけど、わたしにはとても有意義なことだった。

会話を書き起こすことで

  • 子どもにどう接しているか
  • 子どもに何を言っているか
  • 子どもの反応はどうか

を客観的に把握することができた。

子どもの話を聴くときに大切なポイント

次に、子どもと話をするときに次の3つのことを実践してくださいと言われたのだ。

相槌

子どもの言うことを遮らず、適度に相槌を打ちながら聴く。
これは子どもに限らず、大人同士の会話でも同じだよね。

おうむ返し

子どもの言ったことをおうむ返しする。

例えば「今日、めちゃくちゃ腹が立った」と言えば、つい「なんで?」と聞きたくなるものだけど、「ほぅ、腹が立ったんだ」というふうに返すということだ。
そうすると、子どもは自分の気持ちを自分の言葉で話し出す。

次男は口数が少なく説明するのが苦手なようで、ついわたしが先回りして質問してしまうことが多かったのだけど、我慢して「おうむ返し」を心がけることで、腹が立ったことや嫌だったことを喋るようになった。

親の意見を言わない

子どもの言ったことに対して、親が自分の考えを言わないこと。
これはわたしにとってかなり難しいミッションだった。

実際、息子との会話を書き起こしていて気づいたことだけど、わたしはすごく自分の意見を言っていたのだ。
むしろ、わたしばかりがしゃべっていて、息子は「うん」とか「あぁ…」とか、それこそ相槌を打つだけだった。

このことだけでも、会話の書き起こしをした意義はあったと思う。

わたしはそれまで、親の押し付けではなく子どもに選ばせる方針でやってきたつもりだったの。

ところが、実態は子どもがわたしの意に沿うものを選ぶように誘導していただけだということに気づいたのだ。
特に末っ子である次男に対して。

子どもたちが小さい頃、よく「どれが好き?」ゲームをやっていた。
上の2人はすぐに「これ」と言って選ぶことができるのだけど、次男は必ず「お母さんは?」と訊いてきた。

それが少し気にはなっていたけど、いつの間にか即決できない子に対してすぐにわたしが自分の考えを言うようになってたんだなーと、我が身を反省したのよ。

自分の意見を言わないようにするのは、努力が必要だった。
「でも」とか「それより…」とか言いたくなるのをグッと我慢して、「そうか…」「なるほど…」と、相槌、おうむ返しを心がけたの。

そうすると、徐々に子どもも自分自身の考えを冷静にまとめられるようになって、言いたいことを言えるようになっていったようだ。

次男は、わたしに対して反抗的だったり暴言を吐いたりしたことはないんだけど、わたしに反抗できない部分を外に向かって発散させていたのかもしれない。

おわりに

子どもが不登校になったり非行に走ったりするのは、はっきり何が原因とはいえないと思う。

本人も「今のままではいけない」と思っていて、戻るきっかけを探しているのだと思う。

わたしが通ったカウンセラーは、子どもと直接話をして子どもの話を聴くわけではない。
親の接し方が変わることで子どもは変わるという方針だ。

実際、わたし自身、自分の接し方を客観的に観ることができたし、次男はわたしを絶対的に信頼してくれていると確信することができた。

相槌、おうむ返し、親の意見を言わない を心がけると、親にも子どもにも何かしらの変化はある。
そして、会話を書き起こす のは、自分の子どもに対する接し方を客観的に見るのにとても効果的な方法だと思う。

とはいえ、即効性があるわけではない。
それまでの親子関係だったり、家庭環境だったり、地域の住環境というのもいろいろなので、必ず効く特効薬はないと思う。

なんだか曖昧になってしまって、何が言いたいんだって話だけど、子育てってそういうものだよねぃ。
正解はないし、自分は頑張って子育てしてるつもりでも、成果がいつ、どういうふうに現れるかわからないもの。

悩んでいる親御さんたち、頑張ってる親御さんたちに、「トンネルの出口は必ず見つかります」と言うのは無責任な気がする。

申し訳ないけど、それはわからない。
ただ、出口を見つける努力はしていただきたいなと…。

諦めなければ、放置しなければ、恐らく大抵の場合、トンネルから抜け出して明るい陽の下で晴れ晴れとする時が来ると、経験者であるタカハラは信じている。

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