旅行会社の日帰りバスツアーは利用したことがありますが、乗り降り自由の循環バスというのは初めてでした。
日帰りバスツアーは最初から最後までメンバーが同じだけど、今回の循環バスは停車するごとに乗客の顔ぶれが変わるので印象的なことがいろいろありました。
おしゃべりなおじいさん
この企画は大盛況で、同行した三村さんと並んで座れないこともありました。
わたしが座るやいなや隣の見ず知らずのオッチャン（ほぼおじいさん）が話しかけてきます。
こういう旅だから2、3言言葉を交わすということはよくありますよね。
わたしもそのつもりでしたが、オッチャンは喋る、喋る…。
自分が過去に就いていた仕事のこととか旅行のこととか、エンドレスです。
それはそれでこの旅の醍醐味（？）と思ってオッチャンとの会話を楽しみました。
正直ちょっと疲れましたが。
ラブリーなオッチャン
また別のオッチャンの話です。
見た目も声も完全に中年男性です。
化粧をしているわけでも、女性っぽい振る舞いをしているわけでもありません。
が、リバティプリントというのか、可愛いピンクの小花柄のワンピースを着てカチューシャをつけています。
それだけのことです。
あまり他人に興味のないタカハラですが、ついつい観察してしまいました。
インパクトありました。
初体験のアイスコーヒー
岡山駅に戻ってきて三村さんとコーヒーを飲もうということになり、よく行くカフェに寄りました。
わたしは普段アイスコーヒーは飲まないんだけど、あまりにも暑くて喉が渇いたので、そのお店で初めてアイスコーヒーを注文したんです。
このアイスコーヒーが今まで見たことのない風貌でした。
コーヒー専門店なので、きっとプロフェッショナルなアイスコーヒーなんだろうと思います。
写真撮らなかったのが悔やまれますが、薄めの茶色で少し濁ってます。
申し訳ないけど、あまり美味しそうには見えないなーと。
でも、美味しいんです。
水出しでもなさそうだけど…。
このコーヒーはどうやって作ってるんだろうと気になって気になって…。
だんだん残り時間が少なくなっている我が身、疑問に思ったことはなるべく口に出してみようと心がけている今日この頃、バリスタさんに聞いてみました。
エスプレッソを冷水で割ってるんだそうです。
変な苦味がなくスッキリしてとても飲みやすかったです。
素敵なシニア女性
同行した三村さんのことです。
彼女とは4月に神社仏閣巡りをして以来です。
「久しぶり〜」と言った瞬間にわたしの目は彼女の耳元に…。
三村さん、オシャレなイアリングをつけてて、なんだかわたしまで嬉しくなりました。
わりと大きめのキラッとするものを堂々とつけてる感じで、服装はTシャツとパンツなんだけど、とっても素敵でした。
わたしもたまにピアスをつけることもあるけど、心に「BBAがこんなのつけても…」という気持ちがあるからか、ついつい小さめの目立たないものを選んでしまいます。
シニアがアクセサリーつけるなら少し大きめの方がいいのかもですね。
しかもイジイジせず堂々とね。
わたしも真似してもうちょっとオシャレしようかなと、刺激をもらいました。
無料循環バスの旅を終えて
この企画は県が消費の活性化を図るためにやっているようですが、普段公共交通機関しか利用できないわたしたちにとっては嬉しい企画です。
このバスを利用しなければ出会えなかった景色に会えたし、見たことのない花たちに出会えたのも感激でした。
それぞれの場所で出会った見知らぬ人たちと言葉を交わせたのも楽しかったです。
神社仏閣巡りも、それほど敬虔な気持ちでしているとは言えませんが、行った先々で「なんにもない毎日」をおくれていることに感謝してきました。
願い事は、ただただ家族全員が普通に暮らせますようにということだけです。
ちなみに、最上稲荷に掲げてあった運勢によると、わたしは今年はとても運の悪い年だそうです。
八方塞がりで、健康状態もよくないとか…。
今年の3分の2を過ぎてからそんなこと言われてもねぃ。
運が悪いと自覚したこともなかったけど…。
残りの4ヶ月、心して真摯に暮らそうと思います。
♫ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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