やはり懸念していたことが現実になった。
多額の負債を放置したまま逝った元夫、相続放棄の手続きは進んでいるけど、それとは別に長男が連帯保証人になっている借入金があったのだ。
15年ぐらい前、長男が大学を卒業して資格試験のためバイトしながら勉強していた頃の話。
娘は海外に留学していて、わたしと次男は実家に戻っていた。長男だけが大阪で父親と暮らしていたのだ。
その時に連帯保証人になってくれと言われたらしい。
もちろん長男は断ったけど、同居している人じゃないと保証人になれないから、絶対お前に背負わすようなことはしないからと懇願され、仕方なく判を押したと言っていた。
それがずーっと気になってたのよ。
わたしは契約書を読んだわけではないけど、1年に1回保証人の書類が送られてきて、その都度署名押印し、印鑑証明を添付して返送する仕組みだった。
どうやら借入金を1年で返済する契約で、残額がある場合はまた改めて借り入れてその残額返済に充てるということのようだった。
だから毎年保証人の書類が必要なのだと、わたしは理解していた。
3年目に長男はその書類を返送せず放置していたそうで、その後送られてきたことはないと言う。
それがどうなってるんだろうとは思ってたけど、書類を返送してないのだから保証人は外れたのか、機関保証のようなものにしたのかと、いつもの習性で希望的思考に陥っていた。
やっぱり、元夫に関することで良い方に転ぶことはないということだ。
残額130万ほどを返済するようにと銀行から連絡が来たらしい。
相続放棄しても連帯保証人が外れるわけではないものね。
ただ、その契約がどうなっているのか、もし1年ごとに保証人の印鑑が必要だったのなら文書偽造ではないのか。
普通、保証人契約って署名と実印、印鑑証明書が必要だよね。
または途中のどこかの段階で内容が変わったのか。
それなら変わったことは全く知らされてなかったわけで、保証契約の無効を主張できるのではないかと…。
どっちにしても、それもまた今お世話になってる司法書士さんに相談してみるそうだ。
こんなことなら、生きてる間に文句言って罵倒してやればよかった。
わたしは商売のことはわからないから、何が普通か知らんけど、こういうことは店を経営している人に普通に起こること?
みなさん「そういうものだ」っていうカンジで乗り切ってるの?
そうだと言われても許せないけど。
家族の生活など全く顧みず、ただただ好き勝手に自分の趣味的商売にのめり込んで借金を重ねて、残った借金を子どもに払えと言われてもねぇ。
子どもがかわいそう。
にしても、なんでそんな人と結婚したんだろうと、今さらながら激しく凹むわ。
元々そんな人だったのだろうか…。わたしが見抜けなかったのか…?
どこかで変わったのか、おかしくなったのか…。
でも、子どもたちはいい子だからね。
あの子たちがいてくれてよかったと思うよ。
なんとか保証契約が無効になることを願うしかない。
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