毎年この時期に娘が帰省すると言ったけど、Facebookが2年前の今日のことを思い出させてくれた。
生まれて初めて電動アシスト付き自転車に乗って、瀬戸大橋を下から見たり上から見たりしながらサイクリングしたのだった。
今回の旅のコース
児島「風の道」というのは、平成2年に廃線となった下津井電鉄の軌道跡地を、倉敷市が歩行者・自転車専用道路として整備した道で、旧児島駅から旧下津井駅までの約6.5kmの区間だそうだ。
旧児島駅 スタート
まず、児島駅近くの児島産業振興センターで電動アシスト自転車を借りる。
1回500円、ただし17：00まで。
センター近くの旧児島駅からスタート。
レトロで可愛い駅舎。
道の両側には普通に民家があって、いろんな花が植えられてるのを見たり、緑のトンネルをくぐり抜けたり、飽きることなく走れた。
そのうち左側の樹々の間から瀬戸大橋が見えてきて、時々自転車を止めては爽やかな眺望と気持ちのいい空気を満喫する。
このあたりまで来ると歩いてる人もほとんどいないし、もちろん車も通らないので素敵な眺めを独り占め、いや2人占めしての〜んびりと進む。
生まれて初めて電動アシスト付というのに乗ったけど、上り坂を意識することなく平地と同じ感覚で走れるんだね。
平地を走る時も、後ろからグンと押される感じで楽チンだったわー。
BBAにとっては救いの神だ。
旧下津井駅 風の道終点
出発してから１時間弱、到着地点の下津井に着く前に早めの昼食。
ふく仙さんで、名物のたこ飯をいただいた。
色合いは地味だけど、タコがたくさん入っていて美味しかったわー。
お腹いっぱいになった後、旧下津井駅へ。
ここには線路が残っていて、昔運行されていた可愛い車両が並んでいた。
「風の道」はここまでで終わりだけど、ここまで来たら瀬戸大橋を真下から見てみようと、冒頭の地図の青いコースである海沿いを走ることにする。
ここからは一般道なので交通量も多く結構気を使ったわ。
田之浦公園 瀬戸大橋を下から見る
真下から見上げる瀬戸大橋。ダイナミックだ。
田之浦公園。ここは映画『罪の声』で小栗旬さんと星野源さんが話をしていた場所だよね。
波が動いてるのかどうかわからない、本当に穏やかな海だ。
釣りを楽しんでる人もたくさんいたし、レジャーベッドみたいなので寛いてる人も多かった。
鷲羽山 瀬戸大橋を上から見る
わたしたちは、今度はこの瀬戸大橋を上から見ようと、鷲羽山を目指す。
遠かった・・・。
「まだ〜？」っていうくらい走って第二展望台の 駐車場 に到着。
そこからレストハウスのある展望台まで上るのもヘロヘロだった。
電動アシストされてても、BBAにはキツかったわー。
第二展望台から見る瀬戸大橋。
海の風を感じながら、遥か四国まで続いている橋の全景を堪能したよ。
レストハウスでコーヒー飲んでしばらく休憩して、山を降りることにした。
山頂の展望台までは、まだ10分以上登らなければならず、レンタサイクルの制限時間も気になったし、根性なしのタカハラは、もう無理と思って諦めたのよ。
後で知ったことだけど、山頂の東屋展望台まで行けばこんな景色を見ることができたらしい。
画像は「岡山観光WEB」さんからお借りしています。
頑張って登ればよかったかなー。ザンネン！
あなたが行かれるときは頑張って山頂まで登って、ぜひ真上から瀬戸大橋を見てくださいね。
鷲羽山を後にしたら、あとは産業振興センターに戻るだけだ。
また一般道路をひた走るんだけど、ずーーっと曲がりくねった下り坂で、娘はビュンビュン降りていくし、BBAは必死だよ。
ついて行くのは怖いし危ないから、目的地はわかってたので途中から単独走行。
下り切って、信号のある所で娘が待っていてくれたけど。
そして、そろそろお尻が痛いなーと思い始めた頃に、出発点の産業振興センターに無事たどり着いた。
旅を終えて
電動アシスト付きとはいえ長距離だったし、高齢者にとっては結構キツかったけど、大きな自然をいっぱい感じることができた。
瀬戸大橋は電車で渡ることはあっても、近くで眺めたことはないので、横から下から、上から（斜め上だけど）と、いろんなところから見ることができて楽しかった。
天気も良かったし、美味しいタコ飯もいただいたし、「行きたい所リスト」の1ヶ所が消えて、いい思い出が１つ増えたよ。
と、昨日のことのような2年前の思い出。
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