もしかしたら前にも言ったことがあるかもだけど、わたしはつい最近まで完全に秋派だった。
春より断然秋の方が好きだった。
「つい最近」というのは、この歳になると10年ぐらい前だったりするけど。
たしかにそれぐらい前になると思うけど、職場の休憩室で同僚と話をしている時、季節は秋だったと思う。
彼女は「秋は嫌い。なんか寂しくなって…」と言っていた。
その時わたしは「え〜、秋の方が好き〜。空が高くて空気が爽やかで…」というような会話をしたのを覚えている。
今となっては、その時の彼女の気持ちがわかる。
もう自分の人生が秋を迎えているからか、なんとなく秋より春の方が気分が上がるようになった。
冬の間無彩色だった田んぼの風景にだんだん緑が加わり、ホトケノザのピンクやナズナの白、タンポポの黄色が広がってカラフルになっていく。
今日は出かけたのだけど、近所の家の庭にはスモモやハナモモ、コブシ、モクレンなどが咲いてるし、沈丁花の香りも漂ってくる。
桜もだいぶ咲いていて、なぜか嬉しくなる。
全身で春を感じながら駅までの道のりを歩いたよ。
図書館付近の桜は三分咲きというところかな。
緑道公園も、場所によっては満開のところもあったけど、全体的にはまだもうちょっとという感じ。
本当に、年に1回しか咲かない花を、あと何回見られるのだろうと思う歳になったわ。
人生100年と言うからには、あと30回は見られるのかしら。
そんなに見られるのなら慌てなくてもいいか。
でも、そんなに見なくてもいいか…てな気もする。
出かけた時は習慣的にスイーツとか菓子パンとか買ってしまうのだけど、今日は交通費以外全くお金を使わなかった。
無印良品週間中だけど、J-WESTカード利用で10%オフセールもやってるけど、どうしても必要なものはないし。
雑貨屋さんにも寄ったけど、誘惑に負けず何にも買わなかった。
なんだか「やったぜ!」な気分。
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