今期見ていたドラマは、わりと好印象のが多かった気がする。
最終回を見た直後はいろいろと感じたこともあったけど、ほぼ忘れそうになっているのでまとめてみた。
1月期 ドラマ 感想
ブラッシュアップライフ
友人と「人生2周目をやるならどこをブラッシュアップするか」なんて話をしたくらい興味深く見ていた。
実は主人公の麻美が2周目でまたあの真っ白の部屋に行った時に「またやるの?」とちょっとだけ興醒めしたんだけど、さすがバカリズムさん、ネタは尽きず、3周目、4周目と、最後まで違った形で楽しませてくれた。
場面は忘れたけど「タイムリーパー」という言葉が出てきて、それについて「その言葉使いたかっただけじゃない?」「その方が雰囲気いいしね」という台詞があったけど、完全に朝ドラ「舞いあがれ!」を意識してるなと思って笑えた。
「舞いあがれ!」でも「インサイダー取引」とか「オープンファクトリー」とか、描かれてる内容が薄くその場限りで、個人的に「その言葉を使いたかっただけちゃう?」と思うことが多々あったので。
最終回では「大河内」さんも出てきたしね。
それから、江口のりこさんも出演してて、随分長い間安藤さくらさんと江口のりこさんの区別がつかなかったタカハラとしては、これまた大ウケだったわ。
最後もみんなで進化形老人ホームに入って楽しく過ごし、鳩に生まれ変わったんだねと、微笑ましく見終えることができた。
星降る夜に
ただのラブストーリーなら早い段階で離脱してたと思うけど。
大切な人を突然失った時、残された人はどう生きるのか、喪失感をどう昇華させていくのかというような問題を含んでいて深いドラマだった。
鈴と一星と深夜がありきたりな三角関係になったりせず、深夜と北斗も安易にくっついたりせず、それぞれの男女を超えた関係性がよかったと思う。
伴も深夜も号泣することで押さえつけていた心が解放されたのかな。
ラストのイチャイチャは、BBAとしては1ミリもキュンキュンすることはなく「はいはい、お好きにどうぞ」って感じだ。
あとオープニングのチェロのメロディーがとってもよかった。
あのチェロの音を聴くためだけにサウンドトラック買いたいくらいだ。買わんけど。
リバーサルオーケストラ
久しぶりにしっかりクラシックが聞けて、気持ちのいいドラマだった。
いいねぇ音楽。いいねぇ合奏。
彰ちゃんも素敵な人でよかった。
あのテのドラマは、俳優さんも大変だと思う。
指の形とか動きとか、そこは問題じゃないとは思うものの、あんまりひどいとちょっとガッカリすることもあるんだけど、みなさん凄かった。
最終回、まったく個人の好みなんだけど、実はあの朝陽の犠牲的精神みたいなのがあんまり好きじゃないの。
あの状況ではそれ以外に道はなかったのかもしれないけど、そこがほんのちょっとだけ自分の中で心残り。
やっぱり初音と朝陽のラブ風味は、流れ的に入れなきゃいけないんだろうねぃ。
おばちゃんとしては、フルート奏者の蒼君推しだよ。
続編かスペシャルがありそうな感じだね。楽しみにしてる。
100万回 言えばよかった
これも単なるラブストーリーではなく、サスペンス味が加わってたので興味深く見ることができた。
「大切な人に今、大切だと言おう」が主題だそうで、それを言えなかった直木がこちらの世界に留まっていたということだね。
ファンタジーなんだからあり得ないことばかりなのは当然で、ラスト2回ぐらいのいろいろもそれなりに受け入れることができたわ。
松ケン君演じる譲がちょっと切なかったけど…。
ほかの幽霊さんたちもちゃんとあっちへ行けたようでよかった。
この4作、脚本家さんを見て「なるほど」という感じだった。
- ブラッシュアップライフ:バカリズム
- 星降る夜に:大石静
- リバーサルオーケストラ:清水友佳子
- 100万回 言えばよかった:安達奈緒子
というわけで、今期のお楽しみドラマもすべて終わりつつある3月の日曜日。
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