た行の作家 【シニアの本棚】『雨夜の星たち』:その時の精いっぱいが積み重なった先に、今日がある お見舞い代行業をしている主人公雨音は、他人に興味がなく人に感情移入もしないので、この仕事が向いていると思っている。「忖度はしない、やりたくないことはやらない」そんな雨音が依頼人に感謝されたり、気にしてもらったりすることで僅かに変わっていく。 2023.01.30 た行の作家本のはなし
は行の作家 【シニアの本棚】『淀川八景』:なんでもないけど意外と深い 藤野恵美さん、初めましてです。 失礼ながら全く存じ上げませんでした。 13年プラス2年間、大阪で暮らしていた者としては「淀川」と聞くと、無条件に読んでみたくなるものです。 2023.01.23 は行の作家本のはなし
本のはなし 【シニアの本棚】ことし印象に残った本5選 いよいよ押し詰まってきましたねぃ。今年は37冊しか読まなかったけど、その中から印象に残った5作品をあげてみようと思う。 ことしの5冊 「老後とピアノ」 稲垣えみ子 稲垣さんのピアノレッスンに対する情熱に驚愕と尊敬を覚えると同時に自分のヘタレ... 2022.12.30 本のはなし
あ行の作家 【シニアの本棚】『夢も見ずに眠った。』:まさか泣くとは思わなかった 『夢も見ずに眠った。』 絲山秋子 今年最後の1冊。今年は37冊しか読んでいない。少なかったなー。特に、やまとという新しいメンバーを迎えてからはめっきり読書時間が減ってしまった。 1冊読むのに2週間ぐらいかかるので、そうすると物語の流れも忘れ... 2022.12.27 あ行の作家本のはなし
あ行の作家 【シニアの本棚】『マイクロスパイ・アンサンブル』:プライドって何なんでしょうか 『マイクロスパイ・アンサンブル』 伊坂幸太郎 猪苗代湖で2015年から開催されている音楽フェス「オハラ☆ブレイク」のために、伊坂幸太郎さんが毎年書き続けた短編「猪苗代湖の話」。会場でしか手に入らなかった7年分の連作短編が満を持して書籍化!(... 2022.12.16 あ行の作家本のはなし
さ行の作家 【シニアの本棚】『君が夏を走らせる』:やっと3部作を読み終えた 『あと少し、もう少し』『君が夏を走らせる』『その扉をたたく音』 瀬尾まいこ この作品は『あと少し、もう少し』のスピンオフで、中学校時代に落ちこぼれて不良と言われていた大田君の話だ。実は、今年の初めになんの予備知識もなく『その扉をたたく音』を... 2022.12.02 さ行の作家本のはなし
あ行の作家 【シニアの本棚】『老後とピアノ』:ピアノ愛に感動 Max! 『老後とピアノ』 稲垣えみ子 ツイッターのTLにピアノを再開したという人のツイートがたくさん流れてきて、皆さんとっても本気で取り組んでいて感動するばかりだ。以前、稲垣えみ子さんのエッセイを読んだ時の感動を思い出したわ。 図書館本だけど、もち... 2022.11.24 あ行の作家本のはなし
た行の作家 【シニアの本棚】『現代生活独習ノート』:IT社会の日常、ちょこっとファンタジー 『現代生活独習ノート』 津村記久子 40年来の友人守山さん(仮名)は読書家で、1日か2日に1冊ぐらい読んでるのではないだろうか。図書館本は待てないからと、だいたい本屋さんで購入しているそうだ。 ランチの約束をすると、必ず3、4冊ピックアップ... 2022.11.21 た行の作家本のはなし
や〜わ行の作家 【シニアの本棚】『ミカエルの鼓動』:手術支援ロボットと医療のあり方 『ミカエルの鼓動』 柚月裕子 柚月裕子さんは好きな作家さんで、たしかデビューは「臨床心理」だったと思うけど、それ以来医療ものは記憶にないような…。なんて、わたしの記憶などまったくアテにならないけど。自分としては久々の医療ものという認識で、読... 2022.10.25 や〜わ行の作家本のはなし
あ行の作家 【シニアの本棚】『砂嵐に星屑』:新たな1歩を踏み出す人々 一穂ミチさん、先日「スモールワールズ」を読んで、またこの人の作品を読んでみたいと思ったので、図書館に予約していた本。テレビ局を舞台にした連作短編集で、それぞれ悩みを抱えている人々の物語だ。 2022.10.01 あ行の作家本のはなし