
『シリウスの反証』 大門 剛明
ちょっと前にテレビの番組表を見てたら、WOWOWで「1話無料」だったので暇に任せて見てみた。
おもしろそうだったけど2話以降は見ることができず、図書館で検索したらすぐに借りられたので原作を読むことにしたのだ。
内容紹介
冤罪被害者の救済活動に取り組む有志の団体「チーム・ゼロ」。ある日、彼らのもとに「助けてくれ。俺はむじつだ」と書かれた手紙が届く。それは、一家4人殺害事件の犯人とされ、30年近く収容されている死刑囚からのものだった。事件を調べ直すため、郡上市の現場へ足を運ぶ若手弁護士・藤嶋は、次第に科学捜査の恐るべき罠に気付いてゆく。だが再審への希望が見えた矢先、予想外の事件が起きてしまい――。緊迫の社会派ミステリ。
郡上おどりの最中に家族4人が惨殺され、金庫が盗まれる。
橋の下で発見された金庫に付着していた指紋が逮捕歴のある宮原のものと一致し、彼は犯人と断定され死刑判決を受ける。
獄中の宮原から藤嶋の元へ「俺はむじつだ」という手紙が送られてきて、藤嶋はチーム・ゼロのメンバーと共に真相を究明するため動き出すのだが…。
読み終えて
実は読み終えてから4日ほど経ってるので、ちょっと記憶が…、なんだけど。
宮原に逮捕歴があるということで、警察、検察、指紋鑑定官、宮原の弁護士までも先入観をもって事件に臨んでいる。
宮原が犯人であるという前提で、つじつま合わせがされていく。
科学鑑定だけに頼ってそれを過信することの危険性が描かれるとともに、現在の再審請求に関する問題点も浮き彫りになってくる。。
最後はちょっとご都合主義的な気がして拍子抜けしたところもあるけど、まぁまぁ興味深く読めた。
藤嶋さん主人公でシリーズ化とかあるのかな。
ドラマはどういう演出になっているのだろう。
もしかしたら、ドラマのほうがおもしろく造られてるかもしれないなー。


