
長年空き家になっていた北隣の庭には今は亡き住人がいろんな花を植えていて、無人なのをいいことに、わたしはフェンス越しに毎年綺麗に咲く花たちの写真を撮らせてもらっていた。
そのうちムカゴやヘクソカズラなどがどんどん我が家に侵入してくるようになったのだけど、それも勝手に切らせてもらっていたのだ。
ところが今年の春、先の住人の姪御さんという人が引っ越してきた。

何人で暮らしているのかもさっぱりわからないけど、家の人は一切庭に出ない。
何もかも放置で(わたしも放置しがちだけど、その比ではない)蔓植物も、枇杷の木も伸び放題で我が家に覆い被さってきている。
今までのように勝手に切るわけにもいかないし。
どうしたものかと考えていたのだ。

そこの家の西隣の女性も植物の繁茂ぶりに困っていたようで、亡くなった人と仲のよかった彼女は親族の方に連絡したそうだ。
なんでも今居る人は家を新築中で、その間の仮住まいということらしい。
新居はもうすぐ完成するので、完成したら出ていくと。
そうだったのか。
1回「切ってもらえませんか」とお願いに行かないとダメかなと思ってたけど。
それならもうちょっと辛抱しよう。
その後は親族の方か業者が来て整えてくれるのかな。
これから冬になると植物も枯れて、あんまり気にならなくなるかも。
そのうち、更地になるのかもしれないし。
最近建ったお家、車が各家に2台以上はあるから駐車スペース確保のためかもしれないけど、だいたい庭全体がコンクリートになっている。
庭仕事は大変だもの、草ボーボーにしないためにはそれも仕方のないことなのかもね。
なんだか味気なくてちょっと寂しいけどね。


