数日前の夕方、愛犬やまとと散歩していた時のこと。
その日は、やまとが珍しくいつもと違う方向へ歩いていったのです。
その時に、女性の声が聞こえてきました。
チラッと見ると、おばちゃんがスマホ持って大きな声で喋りながら歩いてます。
当然わたしには関係のないことだと思ってスルーしました。
しばらくすると、道の脇にある用水路を隔てた向こうから「あおいさん？」と呼ぶ声が。
振り向くと、さっきの大声で喋ってたおばちゃん、中学校の同級生でした。
さりげない同級生というより、かなりガッツリ親しかった同級生。
と言いつつ、卒業以来同窓会以外で会うことはなかったけど。
何年ぶりだろ。
60歳の時に同窓会して、その時「次は65だね」と言ってたけど、ちょうど例の流行病が蔓延していた頃で、中止になったのでした。
8年ぶりぐらいになるのかな。
久しぶりに会うと、話題は体のこととか親のことになりますよねぃ。
もうそれが「自分の近況」みたいな感じになってしまいます。
彼女も実家で実のお母さんと暮らしてて、お母さんは94歳だそうだけど、いろいろ口うるさいと言ってました。
「私も、もう70近いんだから、いちいち上から目線で指図するのやめて」と言って言い合いになるんだとか…。
「わかる〜〜。」って感じで、立ち話に花が咲きます。
彼女もどことなくずっと縛られてる感があると…。
やっぱり、感じることは同じなんですね。
彼女は口に出すらしいけど、わたしは飲み込んでしまうから、よけいに溜まるのかもです。
でも、結局は「今のところ自分の足で歩いてるし、頭もはっきりしてるから有り難いよね」というところへ行き着くんですけどね。
たまたまあの日、いつもより少し遅い時間に散歩に行って、やまとがいつもとは違う方向に進んだことで起こった偶然。
縁ですかねぃ。
声かけてくれて嬉しかったです。話ができてよかったです。
♫ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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