本のはなし | ページ 9

本のはなし

あ行の作家

【シニアの本棚】『木曜日にはココアを』:優しさでつながる輪

昨日のスーパーブルームーン、あなたがお住まいの地域では見られましたか?タカハラ地方は朝から雨が降ったり止んだりで無理かなと思ってたんだけど、夜には雲も薄くなり、はっきりと見ることができました。写真はイマイチはっきりとしてないけど… (^ ^...
あ行の作家

【シニアの本棚】『鈍色幻視行』:鈍色に包まれた謎、恩田ワールドに浸る

恩田さんファンのタカハラ、タイトルに惹かれて久しぶりに単行本自腹で買いました。『鈍色幻視行』恩田陸物語の展開謎と秘密を乗せて、今、長い航海が始まる。 撮影中の事故により三たび映像化が頓挫した“呪われた”小説『夜果つるところ』と、その著者・飯...
あ行の作家

【シニアの本棚】『君のクイズ』:クイズプレイヤーの裏側

今月、やっと1冊読み終えました。恩田さんの『鈍色幻視行』でモタモタしていたところだったのですが、図書館本なので恩田さんを中断して読みました。『君のクイズ』 小川 哲物語の展開物語は生放送のクイズ番組『Q1-グランプリ』の決勝戦の場面から始ま...
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あ行の作家

【シニアの本棚】『金環日蝕』:なんとなくタイトルが気になったので…

『金環日蝕』阿部暁子輪郭は強烈な輝きを放っているのに、彼の中心は闇に沈み、謎めいたまま―― Amazon 紹介文よりタイトルの所以はこういうところからでしょうか。物語の展開大学で心理学を学んでいる春風は、ある日近所の高齢女性がひったくりに遭...
あ行の作家

【シニアの本棚】『ボタニカ』:「らんまん」モデルはとんでもない人だった

『ボタニカ』 朝井まかてNHKの朝ドラが「らんまん」と決まったのはいつごろだったでしょう。おそらく、その情報を知ってこの作品を図書館に予約したのだと思うんです。長ーい間待ってやっと手に届いた時は、なぜ予約したのかをすっかり忘れていたタカハラ...
さ行の作家

【シニアの本棚】『犯人に告ぐ3』:面白いけど望んでいた結末ではなかった

『犯人に告ぐ3』 雫井脩介何度も言って恐縮ですが、最近本を読むのにとても時間がかかるようになりました。寝る前に読もうと思ってても、ベッドに入って本を広げてうつ伏せになった瞬間に寝落ちしてますから…。この本は図書館本ですけど、貸し出し延長して...
さ行の作家

【シニアの本棚】『クロコダイル・ティアーズ』:疑惑の沼にはまる

『クロコダイル・ティアーズ』 雫井脩介久しぶりの雫井さんです。タイトルの「クロコダイル・ティアーズ」は「嘘泣き」という意味だそうです。ワニは人間を誘き出すために嘘の涙を流すと言われているらしいです。嘘の涙を流して人間を誘き寄せ、食べちゃうっ...
は行の作家

【シニアの本棚】『ある男』:愛に過去は必要なのか

『ある男』 平野啓一郎平野啓一郎さんは『マチネの終わりに』を読みました。出版された時にタイトルが刺さったんですが、恋愛もののようだったので回避したんです。それなのに、なぜ読んだのだろう…。映画化されましたよね。石田ゆり子さんと福山雅治さん。...
は行の作家

【シニアの本棚】『クスノキの番人』:何と言っていいやら…

『クスノキの番人』 東野圭吾特にファンというわけではないけど、昔から「東野圭吾にハズレなし」と思っているタカハラ。とはいえ、10年ぐらい前からはちょいちょい「やっつけで書いたのか」と思うこともあるのは事実だ。図書館本だけど、予約した理由は記...
あ行の作家

【シニアの本棚】『月の立つ林で』:人は再生を繰り返す

『月の立つ林で』 青山美智子以前読んだ『お探し物は図書室まで』がとても良かったので、それ以来注目している作家さんだ。『月の立つ林で』 青山美智子5人の主人公の暮らしぶりを描いた連作短編集。物語の展開誰かの朔長年看護師をしてきた朔ヶ崎怜花、4...
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