【読書】『架空犯』|こういう設定は苦手だ

【読書】『架空犯』|こういう設定は苦手だ

3.0

図書館に予約したのはいつだっただろうか。
東野さんの作品は常に数百人以上の予約でいっぱいだ。
書店さんや作家さんには申し訳ないけど、なかなか単行本は買えないので。

『架空犯』 東野 圭吾

タイトルが興味深い。
なんだ?架空犯て…。

物語の展開

焼け落ちた屋敷から見つかったのは、​都議会議員とその妻の元女優の遺体だった。

明らかに無理心中に見せかけた殺人だ。
捜査本部が立ち上げられ、五代刑事は所轄の生活安全課から来た山尾刑事と組んで捜査を進める。

犯人は、殺害された夫婦の秘密と引き換えに金銭を要求してきたり、犯行声明を送りつけてきたりするのだが、目的もわからず証拠もない。

容疑者の目星もつかないまま捜査は難航する。
まるでつかみどころのない幽霊を追いかけているようだ。

だが、次第に五代は山尾に対してある違和感を抱くようになる。

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読み終えて

途中までは「さすが東野さん」と思いながら読んでいた。

たしかに山尾は怪しいけど、なぜ?
なんの目的で?
どういう繋がりが?
と、興味深く入り込んでいたのだ。

それが半分を過ぎたあたりから予想外の方向に話が進んでいき、なんとなく気分が萎えていった。

「誰にでも青春があった。​
​被害者にも犯人にも、​
​そして刑事にも——。」

というけれど、「青春」というにはあまりにもドロドロしてないか。
どうもこういうのは苦手だ。
というより、むしろ嫌い。

東野さんの読ませる力はやはりすごいなと思うけど。
途中まで引き込まれてただけにガッカリだ。

感情的に受け入れられない系。

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