新春ドラマ『スロウトレイン』|「寂しさ」について考えた
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新春ドラマ『スロウトレイン』|「寂しさ」について考えた

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楽しみにしていた「スロウトレイン」、しっとり落ち着いた上質なドラマという感じがした。
なにしろ出演者が素敵だ。
「単なる賑やかし」的な人がいなくて、おばちゃん的には好印象だったよ。

最近はドラマを観て何かを考えるということは滅多にないんだけど、ハコ姉が「どんな時に寂しいと感じますか」といろんな人に聞いていて、わたしもちょっと考えてみた。

画像は公式サイトから借りています

実のところ、わたしって寂しいという感情が欠落している人種なのかもしれないと思ったりもする。
例えば帰省していた娘や息子が帰って行った時など、瞬間的な寂しさを感じることはあるけど。

知人の中には子どもが大学に入学して県外に出た時に「寂しくて、寂しくて何日か泣いて暮らした」という人もいた。

わたしは娘や長男が家を離れた時も、それほど寂しいという気持ちは湧かなかったような…。

というより、あの頃は次男のことで頭が大変だったので、心の中に寂しいという感情が入り込む隙間なんてなかったのよねぃ。

唯一、結婚してから、まだ子どもが産まれる前。
その頃親しくしてくれていた先輩奥さんに「夫と一緒にいてもすごく寂しい、ひとりでいる時より寂しい」と愚痴ったのは覚えている。

そこは今深掘りしないけれども。
子どもが産まれてからは寂しいと感じる余裕もなく生きてきたよ。

ハコ姉が

これまで寂しさをろくに感じることもなく、どこか遠い手触りのまま生きてこられました。
それはとても幸せな、贅沢な話です。

と言っていたけど、たぶんわたしもそうなのだろう。

寂しいという感情が欠落しているのかと思ったけど、本当の孤独を知らないだけ、知らないで済んだ幸せ者なのだ、きっと。

そして、いまだに「独りをかみしめる」状況に置かれてもいない。
それはいいのか、どうなのか…。

日々を営み、ただ生きて、生きて、ただ生きて、小さな時間を過ごしています。
そしてひとつの命として消えていくのです。

ハコ姉の両親に宛てての独白(手紙?)が心に沁みた。

録画してるので、もう一回見直してみようかなと。
そうすると、もっと深いところまで見えるかなと思えるドラマだったわ。

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今日も最後までお付き合いくださってありがとうございます ^_^
どうかステキな1日を! 

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