10年ぐらい前、当時の同僚が、わたしよりも少し年下だったと思うけど、そんなことを言っていた。
その言葉、今になって「なるほどね〜」と実感するようになったわ。
考えてみると、ずっと小さい頃は別として小学校以降は四六時中母親と一緒にいるわけではないものね。
大人になっても仕事してたり結婚して家を出たりすると、親とじっくり過ごすことも話すこともあんまりないし。
それが親が1人になって心細くなったり、話し相手がいなくて寂しくなったりしてくると、大人になった子どもと密になってくるのかなー。
我が家の場合も、わたしが退職してずっと家に居るようになってから、正直「お母さんてこんな人だったのか…」と思うことがあるのよ。
今朝たまたま見つけた記事に激しく首肯してしまった。

うちの母もまったくこのとおり。
わたしが一言発した言葉をすぐに自分もしくは自分の友達のことに繋げて、それがさらに周辺に広がって、最後は「あの人も、もう亡くなったのかな〜」というところに着地するのだ。
いつも同じパターンなので、喋るのが億劫になる。
かといって今さら指摘してもねぃ。
なので、聞き流して一段落ついた頃に退散することにしている。

同居している母娘にしては関わりは薄いかもしれない。
食事も母は自分のことは自分でしているので、お正月以外はほとんど別々だけど、先日久しぶりに一緒に外食して、ちょっと驚いたことがある。
向かいに座った母がテーブルに片方の肘をついて食べてる。
えー、あんなに食べ方に厳しかったのに…。
いや、厳しかったのは父か。
父がいたから母も気をつけていたのか。
その辺はわからんけど、なんとなくガッカリしたのよねぃ。
これから先、老いていく親を見てガッカリしたり寂しくなったりすることが増えるのかもしれないけど、たまにここで愚痴を吐きながら、なるべく受け入れて大らかに一緒に過ごしたいものだ。
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今日も最後までお付き合いくださってありがとうございます ^_^
どうかステキな1日を!