【プチ旅】名建築を巡る(2日目)京都大山崎山荘美術館と京セラ美術館、茂庵
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【プチ旅】名建築を巡る(2日目)京都大山崎山荘美術館と京セラ美術館、茂庵

名建築を巡る旅2日目は京都だ。
もともとは「名建築を巡る」という意識はなく、去年WOWOWで放送されたドラマ「異邦人」のロケ地がとても美しくて、調べてみると大山崎山荘美術館、京セラ美術館、茂庵などだった。

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2日目:10月9日 京都の名建築

その後読んだ甲斐みのりさんの「京都のおいしい名建築散歩」にもこの3カ所が取り上げられていたので、この機会にぜひ行かねばと思っていたのだ。
もし「名建築で昼食を 京都編」が放送されることになれば、必ず登場するだろうね。
楽しみにしておこう。

大山崎山荘美術館

モネの睡蓮が常設展示されているということもあったけど、正直展示物より建物に魅せられ、どうしても行きたいと思ったのよ。

この日は午後から雨という予報だったので、開館と同時に現地に着くようにと大阪駅を出発した。
JR京都線快速で約30分、山崎駅で下車。

電車を降りるとすぐ高齢者優先の無料シャトルバスが待っていてくれて、一緒に降り立った人たちは乗っていたけど、わたしたちは10分ぐらいならと歩くことにした。

公式サイトで何度も見たトンネル。
このトンネルをどうしても歩いてくぐりたいと思っていたのだ。
ちなみに、シャトルバスはこのトンネルの前までなので、乗っても歩いてくぐれます。

リュックや大きな荷物は持って入れないので、ここのコインロッカーに入れてから美術館へ。
ロッカーは100円が戻ってくる仕組みで無料だ。

公式サイトでもお馴染みの景色が見えてきてテンションが上がる。

館内の撮影不可なのが残念だけど、とても重厚で趣があって、シャンデリアや窓枠や階段、ステンドグラスなど、全てをカメラに収めて帰りたかったわー。

ちょうど「こわくて、たのしいスイスの絵本展」が開催されていて、懐かしい「おおかみと7匹のこやぎ」や「いばら姫」などの原画やリトグラフがたくさん展示されていてとても興味深く楽しめた。

アサヒグループ大山崎山荘美術館
築約100年の名建築「大山崎山荘」、安藤忠雄設計「地中の宝石箱」「夢の箱」で、民藝運動ゆかりの作品や、モネ《睡蓮》等を展示。天王山中腹に位置し、テラスからの絶景、美しい庭園など四季折々に楽しめます。


2階にはカフェもあり、テラス席で目の前に広がる開放的な風景を眺めながらケーキセットをいただいた。
「今日はここだけで終わったとしても十分満足だわ」と声に出して言ったほどだ。

まぁ、その後本当にここだけで終わることになるとは思ってもいなかったのだけど…。

京セラ美術館

大山崎山荘美術館がとても居心地が良かったので、思いのほか長居をしてしまった。
帰りはシャトルバスで山崎駅まで行き、そこからまたJR京都線山科駅で地下鉄東西線に乗り換えて東山まで。

京都市京セラ美術館
2020年3月21日「京都市京セラ美術館」としてリニューアルオープン。

東山に着いた時には1時を過ぎていたのだけど、ランチは京セラ美術館でと決めていたので、雨の中を空腹を抱えて歩く。
京セラ美術館、見事な建物だねぃ。


中に入ると、とにかくすごい人。ものすごく混雑している。
美術館経験は乏しいタカハラだけど、今まで訪れた中では一番、とんでもなく人が多かった。

わたしたちの目的は観るより食べるだったので、レストランに直行。
すぐに入店できるはずもなく、リストにはズラーッと名前が書いてある。
まだまだだねということで、ミュージアムショップや外まわりをウロウロして戻ってみると、すでに呼ばれた後という大惨事。

再度一番後ろに名前を書いて待つというほどの根性はなかったので、そこでのランチは諦めた。

実は予定ではここから歩いて茂庵まで行くはずだったのだけど、これまた悲惨な出来事に見舞われていたのだ。

雨は降るし、人は多いし、お腹は空いたし、心が折れてすぐそばの平安神宮にさえ行く気にならず、また山科駅に引き返すことにしたのよ。
ランチは3時前に東山駅付近の和食のお店にて。

京セラ美術館は外観の荘厳さと、人の多さに圧倒されただけという感じだったわ。

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吉田山 茂庵

WOWOWドラマ「異邦人」のロケ地ということで茂庵を知り、ぜひ行きたいと思っていた。
次に京都に行ったときには絶対行くぞと思っていた。
たしかそれは去年の夏ごろだっただろうか。

茂庵 - 京都 神楽岡(吉田山)山頂のカフェ&お茶室
京都の吉田山山頂にあるカフェとお茶室「茂庵」のWEBサイトです。月替わりメニューやイベント情報、カフェ空席情報などをご覧頂けます。


ただただ行くぞという気持ちだけで、今回事前になんのリサーチもすることなく目的地にしていたのだ。

山崎駅から山科に向かう電車の中で娘がスマホを見ながら「茂庵て、今年8月14日で閉店してるけど」と…。

「えぇ〜〜?」
なんということ。なんという失態。

なんでも本当は去年の夏で閉店する予定だったのが1年延期されたということだ。
つまり、わたしが行きたいと思って調べたときにはもう閉店が決まっていたということなのだ。
わたしは何を調べたのだろう・・・。

そんなわけで茂庵には行けないことになった。
大山崎山荘美術館を出たときに、茂庵に行く時間がないかもとは思っていたのだけど、それ以前の問題だったわ。

結局、そのまま新大阪駅まで帰ってきたの。
それでもすでに時刻は4時半近い。
帰りの新幹線は17:23発。

とりあえずカフェオレを飲んでちょっとだけまったりして、いつものようにアセアセとお土産を買って娘に別れを告げる。

新幹線の改札口を入ると、なんと40分遅れ。
何かの祟りでしょうか。

ボーッと新幹線の到着を待っている間に「明日から毎日父の仏壇に向かってお経をあげよう」と決心した次第。

旅を終えて

今回は自分史上悲惨な旅No. 1ではないだろうか。
いつもは悲惨なことがあっても、それも含めて全部がいい思い出だと思えるのだけど、今回は結構凹んだわー。

一番の原因は大阪・京都をなめてたことだと反省している。
住んでた所だから、近いし、しょっちゅう行ってるから、またいつでも行けるし…と、そんな気持ちでほぼノープランだったのだ。

行き当たりばったりでは行く所行く所でタイミングが合わず、どこも中途半端だった。
どこへ行きたい、何をしたいというのも、ちゃんと決めてなかったしなー。

ただ、中之島図書館でランチができたこと、大山崎山荘美術館を堪能できたこと、それは大満足だ。

大山崎山荘美術館


それこそ大阪にはまた行けると思うので、綿業会館や公会堂などの見学会に参加するつもりできちんと申し込みしよう。
そして、今回は土日だったから行けなかった船場ビルにも行ってみたい。
必ずもう一度リベンジしたい。

今回はなぜか娘に気を遣いすぎた気がするので、宿泊費を出してくれたからかしら、次はひとりがいいかもね。

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