ちょうど1年ほど前、『天然生活』に憧れると言って、毎月購読を始めた。

ところが年が明けて、ちょっと浮気心が起き、天然生活は中断して別の雑誌の購読を始めたのだ。
「日本で一番売れている女性誌」というアレ。
年齢的にも近いかなというのと、その時の特集が「ひとり時間」だったこともあってしばらく読んでみようかなと。
たしかにこれからやってくるであろう老い(今でも十分高齢者だけど、さらにその先)に備えていろんな情報が載っている。
もちろん今を如何に楽しむか、なども。
興味深い記事が満載で、内容も『天然生活』と近いものがあり、半年間楽しみにして読んでいたのだけど、ただ一つ小さい不満があった。

紙が薄い。
「なんだ、そんなこと!?」だよね。
「どうでもいいやん、そんなこと」というのはわかってるんだけど。
そんな些細なことでどうこう言うのも恥ずかしいんだけど。
『天然生活』は「へぇ〜」「ほぉ〜」「ステキ〜」なんてため息つきながら読んでいた。
「ふんわりしたワンピースを着て、ゆったりとハーブティーを飲む午後のひと時」とか。
撮影用だとわかってるし、ズボラな私が真似するにはハードル高くて無理なんだけど、その「へぇ〜」「ほぉ〜」言う一瞬が、わたしの心にとって必要な気がするのよ。
一種の現実逃避になってるのかしら。
やる気になれば手が届きそうな世界。
でも、見るだけ。
紙が薄いと、めくるときに心許ないというか、ちと高級感が薄れるというか…。
薄いほうが軽いからいいとは思うんだけどね。
実用性は別にして、「やっぱり『天然生活』が好き」と再認識した次第。
というわけで、今月号の特集は
- 夏を乗り切る健康法
- 夏の時間割の見直し
ぶっちゃけ、毎年同じようなテーマなんだけどね。
じっくり「へぇ〜」「ほぉ〜」言いながら隅々まで浸ったよ。
先日『今夜はジビエ』を読み終えたばかりだけど、著者である小川糸さんのエッセイが掲載されている。
自分以外の何かや誰かを直向きに愛することが、人を幸福にする。 P.81
こちらの連載も楽しみだ。

天然生活[本/雑誌] 2025年8月号 夏を乗り切る健康法 (雑誌) / 扶桑社
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今日も最後までお付き合いくださってありがとうございます ^_^
どうかステキな1日を!