68歳、庭を見ながら亡き父に思いを馳せる…
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68歳、庭を見ながら亡き父に思いを馳せる…

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日差しも春らしくなり、庭の植物たちもどんどん動き出しています。
東側のやり直しガーデンも、ヒューケラの花芽が上がってきました。

去年の秋にお迎えした時はとっても小さくて、しかもあまり水捌けがよくない環境なので、大丈夫なのか、ちゃんと大きくなるのかと心配だったのだけど、頑張ってくれたようです。

このスペースは自分が土づくりをしてやり直したのだけど、南側一帯は全部父の遺産です。
少し暖かくなったので、庭に出て「雑草」ならぬ「小草」を取ったりしてるといろんな発見があります。

つまり、父が存命の頃から今まで、じっくり庭の隅々まで見るということはなかったということですが。

つい先日、いきなり出現した花。

今まで見たことがないけど、あんたダレ?
どこから来たの?

葉っぱも全然ないのに花だけがニョキっと出てます。

調べてみると、どうやらイワヤツデらしいです。
そういえばこの辺に何やら葉っぱがあったような気が…。

母が「この辺にイワヤツデがあったと思うけど、花も咲かないし、もうダメになったんやな」と言ったので葉っぱを切ってしまったのを思い出しました。

咲いたのか〜〜。ご臨終になったかと思ったよ。ごめんね〜。
これからは大切にするよ。

そして今度はこんなネームプレートを見つけました。

おそらく父がここに植えたんでしょうね。
レンゲショウマ、また調べてみるととっても可愛い花ではないですか。

画像はこちらからお借りしています

花は咲いたのだろうか。
父はこの花を見たのだろうか。

今となってはもう咲くはずもないだろうけど、それにしても今だにこのプレートが残ってるというのも、いろんな意味ですごいですよね、我が家の庭。

どんだけ放置してるんだってことです。

わたしは父が怖かったので、ほとんど父と会話をすることがなかったんです。
どこでスイッチが入るのか、いきなり怒り出したりするのでね。
わりとビクビクしながら暮らしてました。

大人になっても自分が母親になってもそんな感じで。

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父が植えた花は、バイモユリとかナルコユリとか、ホタルブクロ、そして咲いたのは見たことないけどレンゲショウマ…。
俯いて咲く花が多いよね。

実はわたしも俯いて咲く花が好きなんです。

母から聞く話では、庭や植物に対する考え方が「わたしと同じだ…」と思うことも多いです。
好きな花の色も、赤や黄色より白や紫、薄いピンクというのも。

今頃になって、もうちょっと話をしておけばよかったかなと思ったりしますが。
人生、そういうものですよね。

なんだか「レンゲショウマ」のプレートがちょっと感慨深くて、いろんな思いが湧き上がってしまいました。

これから庭仕事が楽しみな季節です。

♫〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今日も最後までお付き合いくださってありがとうございます ^_^
どうかステキな1日を! 

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