高齢者のアルバイト:大切なのはプライスレスななにか
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高齢者のアルバイト:大切なのはプライスレスななにか

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急遽やることにした派遣のアルバイト。
完全年金生活者が4年ぶりに仕事してきました。

シニアの仕事事情:突然降って湧いたアルバイトの話
「もう仕事はできない、働かない」と決めていた68歳タカハラですが、元同僚で派遣コーディネーターをしている坪田さんからいきなりLINEが来ました。 坪田さん ○○の仕事が取れてますが、どうですか? はぁ、わたしはもう無理って言ったと思うんだけ...

某通信系企業のコールセンターに勤務していた時と同じ早朝の電車に乗り、なんだか懐かしいなーと思いながら。

場所はとある大学。
キャンパスは広くて緑が多いので気持ちよかったです。

学生さんたちが笑い合い、喋りながら通っていくのも微笑ましく。
ちょっとだけ「わたしもここで学べてたら、人生変わってたかも…」なんて詮ない思いに囚われたり…。

いやいや、そんな感慨に浸ってる場合ではなく、お仕事です。

集まったバイトさんたち、たぶん一緒に行った2つ年下の友人が一番若かったと思いますが、先輩方ばかりでした。

業務内容は2種類あり、かなり複雑で説明を聞いてるだけで頭が混乱しそうでしたが、幸いにもわたしだけ事務方で、その都度職員の指示に従って動けばよかったので気が楽でした。

昼休みは他の人たちとは別で、時間も短かったので1人でキャンパスの木陰で食べました。

ちょっと、先日観た「PERFECT DAYS」の平山さんみたいだなーと思いながら、サンドイッチを頬張ります。

映画『PERFECT DAYS』から、久しぶりに外で夜ご飯
『PERFECT DAYS』 先日40年来の友人守山さんと会った時に『PERFECT DAYS』を観に行こうと約束してました。この地方ではいつ公開されるんだろうと、イオンシネマをチェックしていたのだけど、一向に兆しが見えず、もう終わったのか...

とはいえ、4年間緊張感のない生活をしていたタカハラ、実働8時間半というのはそれなりに疲れました。

帰りに岡山駅に着いた時には「コーヒー飲みたーい」という欲求を抑えきれずカフェに飛び込みました。

それから帰って夕飯を作るのもしんどいし、わたしひとりなら何でもあるものを食べるのだけど、次男がいるので何か買って帰ろうかということにもなり(もちろん次男の分だけ)…。

2日間で11時間労働。
交通費とお昼代、コーヒー、息子の夕食等出費を計算したら時給1000円にもならないよ。

そんなふうに考えるとちと虚しいけど、こうなったら賃金じゃないよね。
そんなこともないか…。

作業していた部屋の外にはわたしの好きなヒルザキツキミソウが!

まぁ、なんというか、緑豊かなキャンパスで若者の溌剌とした姿を見たり、普段関わることのない人々と言葉を交わして刺激をもらったり、プライスレスなものが得られるよね、という話です。

働くというのは、賃金だけの問題じゃないねと実感した次第です。
無理のない範囲で働けたらそれが一番いいですよねぃ。

疲れたけど、気分は清々しいです。
幾ら振り込まれるのか、それもささやかな楽しみであります。

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今日も最後までお付き合いくださってありがとうございます ^_^
どうぞ、ステキな1日を! 

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