最近生音楽を聴いていない。
コンサートに行きたいなーと思ってるけど、「ニーズかウォンツか」とかいろんなことを考えるとなかなか行けないのよねぃ。
数千円ならまだしも、1万円近くもすると「わたしにとってはニーズなの」と言い訳しても、ギリギリ年金生活者には厳しいわ。
そんなタカハラの味方が「クラシックTV」だったり「題名のない音楽会」だったりする。
「題名のない音楽会」は毎週録画して、気になる回だけ観るのだけど、昨日は衝撃的な人に出会った。
演奏は辻井伸行さんで、もちろん彼の演奏も衝撃的だけど、彼が演奏したカプースチンだ。
カプースチンという名前は聞いたことがあるけど、勝手に「現代音楽」なんだろうな、何やら難しそうだなと思っていた。
昨日初めて彼の曲を聴いて衝撃を受けた。
これがクラシック?
オスカーピーターソンの影響を強く受けているらしいのだけど、本人は「私はジャズミュージシャンじゃない。即興演奏には関心がないからね」と言っている。
アドリブはなく全部音符を書いているので「クラシックの形式を持ったジャズ」だそうだ。
彼の曲を聴くとスイングしていて「まさしくジャズやん」と思う。
きっちりジャンル分けする必要はないよね。
小曽根真さんも角野隼斗さんもクラシックもジャズもどっちもやってるし。
クラシックもピーターソンも好きなわたしにとってはドンピシャで、初めて聴いたカプースチンに痺れたよ。
辻井さんが演奏した「8つの演奏会用エチュード」、トッカティーナが印象的だった。
あの同音連打。
楽譜はどんな音符がどんな形で並んでるんだろうと思ってチラッと探してみたけど、1小節見ただけでめまいがしそうだったわ。
しかも♩=132て…。
2020年まで存命だったそうで、彼自身の演奏が残っているのも興味深い。
弾く弾く詐欺のタカハラ、この曲に挑戦してみようなんて1ミリも思わないけど、少し世界が広がった気がしてテンションが上がった。
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