わたしは67歳ではないし、一人暮らしでもないけど、「同年代の人がワクワクしながら一人暮らししているらしい」というので図書館に予約していたのだ。
『ワクワクする!67歳からのはじめての一人暮らし』 本田 葉子
タイトルは「67歳から…」だけど、ご本人は1955年生まれでわたしと同い年、つまり現在69歳だ。
とても興味深く読んだよ。
内容は、食生活について、おしゃれについて、これからの生活について、と大まかに分かれている。
いろいろと参考になることや共感することもあった。
食生活について
- 簡単に、でもズボラになりすぎない見栄えのいいご飯作り
これは心がけたいことだ。
もし一人暮らしになったとしても、保存容器のまま食べるとか、1枚のお皿の上にあれもこれも載せるとかは避けたいと思っている。
おしゃれについて
結構衝撃的だったのが洋服についてだ。
彼女のお気に入りのファッションがイラストで描かれているのだけど、同い年のわたしは
「無理、無理。こんな服着られないわー」と思っちゃった。
もちろん、彼女と同じような格好をしたいともしなくちゃとも思わないけど。
- もう歳だからと自らにおしゃれの壁を作ることはないと思う
- おしゃれの工夫をまだまだ探ってみたい
という言葉は刺激になった。
自分では「歳だから」とは思ってないつもりだけど、やっぱり囚われてるのかもしれない。
「顔がBBAなのに、こんな格好しても…」なんて思ったりするもの。
「顔がBBA」は今日から考えに入れないようにしよう。
- 「こなれ感」は俊足ではやってこない。自分のスタイルを見つけるには日常に着る服、普段着を極めることなんだろうなと思う
「よそ行きの服」なんて言ってもよそに行くことがあまりなくなった今、どんどん家で着ればいいのではないか。
ピアスも「出かける時に」と思ってもだいたい忘れてるし。
それなら普段から着けておけばいいのでは?
そういえば立派なパールのネックレスがあるのだけど、なにも冠婚葬祭用と言って戸棚の奥にしまっておく必要はないよね。
気軽にカジュアルに着けてみよう。
なんて気分になったよ。
昔、ショッキングピンクのコートを着て颯爽と歩いているシルバーヘアの女性を見て「素敵だなー。あんなおばーさんになりたいものだ」と思ったのを覚えている。
今年は古希。
古来より70歳まで生きる人は希だという意味らしいけど、著者は「古くても希望満々な時代」と言っている。
オシャレなおばーさんを目指そうかしら。
元気をもらえたエッセイだった。
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