岡山県北を中心に開催されている「森の芸術祭」。
新見方面へは先月、娘と一緒に行ってきました。
今回は友人の守山さんと一緒に津山地区へ。
津山には何回か行ったことがあるけど、鶴山公園をウロウロしただけで、町を歩いたことはなかったので。
レトロな雰囲気の建物がたくさんあることを知って、この機会にぜひ行ってみたいと思ったんです。
今回もBBA2人で大いにやらかしてきました。
津山へ
岡山駅から津山線に乗ります。
朝の通勤通学時間帯、幸い座ることができたけど、沿線に大学などもあるので結構混んでる。
電車は各駅停車。
約1時間半の旅です。
津山駅には7年ぐらい前に行ったと思うけど、随分様変わりしてました。
たぶん、この銅像や機関車はなかったと思う。
銅像は箕作阮甫(みつくり げんぽ)という津山藩士、蘭学者で、東京大学の基礎を作った人だそう。
阮甫さんの銅像を見ながら、バスの8番乗り場へ。
ここから無料のアート循環バスに乗ります。
無料循環バス、ホント助かる〜。
城西浪漫館で榕菴珈琲を
まず最初に降りたのは「城西浪漫館」前。
元は病院だったそうです。
こちらの展示のテーマは「森林浴」
床には苔が敷いてあって、天井から垂れ下がっている植物の乾燥した匂いでとってもリラックスできる空間だったよ。
白いカーテンの裾が変色してるのは、水分を含んでいる床の苔の色が移っているらしい。
そして、わたしたちの一番の目的は建物の一室にあるカフェで提供される「榕菴珈琲」。
花より団子、展示物より珈琲。
2人以上で注文できるらしく、1人1,000円!
年金生活者にとっては尻込みするお値段だけど、「経験」にケチるのはやめようと思っていた矢先なのでね。
こんなん出てきました〜。
高さ40cmぐらいあったのかな。
水に直接コーヒーの粉を入れて、下の部分のアルコールランプで熱するという仕組みのようですが、ここでは火が使えないということで、厨房で熱したものを持ってきてくれます。
フィルターで濾したりせず、コーヒーの粉が沈殿するまで約10分、待ちます。
その上澄みをカップに注いでいただくというわけ。
蛇口をひねるとコーヒーが出てきます。
最初は粉が入ってるからと、最初だけお店の人が茶漉しを使って入れてくれました。
まろやかでスッキリして美味しかったよ〜。
現在使われている「珈琲」という漢字を考案したのが津山の洋学者、宇田川榕菴だそうです。
カフェの優しい雰囲気と榕菴珈琲を堪能した後、展示してあった万華鏡に心躍らせているとバスの時間になったので、バス停へ。
そこで大変なことに気づきました。
やらかし その1
実は、もう1カ所行くところがあったんです。
何週間も前から綿密な計画を立て、立てたことに安心して見直しもせず、榕菴珈琲に浮かれてすっかり忘れてたわ。
ここからすぐ近くの作州民芸館にも行く予定だったのよ。
いや、でももうバスが来るよ。時間がない。
しかたない、諦めてバスに乗ろう。
ということで、そのままバスに乗って衆楽園に向かった2人。
あとで考えたらバス1本乗り過ごしてもよかったのにね。
1時間後ぐらいにはなるけど、他の場所で調整すればたぶん大丈夫だったのよ。
綿密に計画を立てると臨機応変に対応できないという法則(わたしの場合)。
そういえば、同じく守山さんと5年前奈良に行ったときもそのことを痛感したのだった。
あの時も「歳のせいなのか、最近融通が効かなくなった」と我が身を嘆いたことを覚えている。
あの時より年取ってるものね、歳のせいじゃないかもだけど、またまた自分にガッカリだわ。
もしかして守山さんは「バス1本遅らせばいいのでは?」と思ってたのかなと思って聞いてみたの。
そう思ってたなら言ってくれればよかったのにと。
いーや、全然。
何も考えてなかった。
という答えが返ってきたので、まぁいいか。
仕方ない。
で、バスは衆楽園に到着。
続きます。
♫〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今日も最後までお付き合いくださってありがとうございます ^_^
どうかステキな1日を!