シニアの自己肯定感:「自分を好きになる」とは
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シニアの自己肯定感:「自分を好きになる」とは

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今朝、洗濯が終わっていつものように母とおしゃべりしていたら、NHKで「自分を好きになる秘けつ」という番組をやってました。

番組自体は見てないので、内容についてどうこう言えませんが「自分を好きになる」という言葉に反応してしまいました。

自己肯定感というんですかね。

むかしむかし、自分のことが好きかどうかなんて考えた記憶はないけど、たぶん好きじゃなかったと思います。

些細なことで機嫌を損ねやすく、不機嫌がそのまま顔に出ていたと思うし、自分の思いどおりにならないことに腹を立てることが多かったような気がします。
高校を卒業する頃までは。

大学に入ってから自分自身が大きく変わりました。

先日亡くなった上岡龍太郎さんが「19歳から25歳で得た知識で残りの人生が決まる」と言われたそうですが、わたしの場合、まさにそのとおりでした。

先日、イギリス庭園で出会ったジューンベリー

大学の講義で「自分を好きになる」に端を発して、どういう流れだったのかはさっぱり覚えてないけど、教授(『置かれた場所で咲きなさい』の方ですが)が「好きな自分になりなさい」と言われて、その言葉だけがとても深く心に残ったんです。

「好きな自分」とはどんな自分だろうか。
自分なりに考えました。

4年間の講義とサークル活動でさまざま修行しました。
本当にいろいろ精神的に厳しいこともありました。
自分自身のスクラップ&ビルドって感じですかね。
「自分のあり方」について一番真剣に考えた時期だったと思います。

その後就職した職場で、そこの施設長がまたいいことを言ってくれたんです。

  • 正しいことが必ずしも「いい」とは限らないんですよ
  • 人をぐうの音も出ないほど追い詰めちゃダメですよ。必ず逃げ道を作ってあげないと。

この2つの言葉は目から鱗というか、グサッと心に刺さりました。

それから四十余年。
自分が好きかどうかなんて考える余裕もなく暮らしてきたけど…。

どうですか、今、あなたはあなたのことが好きですか?

わたしは今でも我儘で完全に自分ファーストの人間ですが、まぁまぁ「好きな自分」に近づけたかなと思います。
足りない部分、ダメな部分も含めて愛おしいというか…。

19歳から25歳までの、あの時期にあの環境に置かれなければ、あの大人たちに出会わなければ、今のわたしはなかったと思ってます。

なんて、チラッと目にしたテレビ番組から回想に浸ってしまった6月10日、時の記念日。
鬱陶しい日が続きますが、ご自愛くださいね。

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