最後まで気になったこと
今期の朝ドラは久しぶりに最終話まで見ました。
前半は感動しまくりで、15週目ぐらいまでは別ブログで感想を書いてたのだけど、根性なしなので続きませんでした。
感想を書こうと思うほど迫ってくるものがなくなったってこともあるのだけど。
最後まで1話も逃さず見たので「あぁ、よかった」で終わればいいものを、ついつい足りないものを探してしまうイケズなBBAです。
史実を元にしたフィクションとは言いながら、かなり史実に沿った展開でしたよね。
そのわりに、万太郎たちの貧窮度があまり感じられなかったというか、描き方が浅かったような…。
何より気になるのは、神戸の資産家中川大志くん(役名は忘れました)の話はどうなったんだろうってこと。
わたしとしては、あのエピソード(史実)はかなり印象に残ってます。
牧野博士、標本を買い取ってもらってそれを寄贈してもらい、研究所まで作ってもらいながら、ほったらかしにしたんですよね。
どんだけ〜〜?と、博士の人間性を疑いたくなった話だったのだけど、スルーでしたね。
そこを描かないなら、なんで中川大志くん(好きだけど)と宮野真守さんを登場させたんですかね。
中川大志くんの無駄遣い?
なんとしてももう1度早川逸馬を出したかったのでねじ込んだ?
あとは関東大震災の時、十徳長屋の人々、特におりんさんのことはちょっとぐらい心配してあげてよとか…。
後半はなんとなく唐突感とぶつ切り感でいっぱいで、ちょっと残念だったなという思いが残ってます。
結局はハマってたということ
脚本家の長田育恵さんは
『草花を一生涯愛した』というシンプルなテーマを持った槙野万太郎を、広場に見立てて、その人物の元に集まる人々や関係性、ネットワーク、皆の人生が咲き誇るさまを描き出そうとしていました。
と言っておられます(RealSound)。
また、「万太郎は牧野富太郎さんとは全く違う人物像として作っています」とも言っているので「あぁ、そういうことだったのか。それなら…」と納得できる部分もありますが。
ま、わたしなんかが納得しようとしまいと、どうでもいいことです。
最後は、朝井まかてさんが描いたように、寿恵子さんに向かって最敬礼してほしかったなぁ。
まだ言ってる…。
わたしが知ってるのは『ボタニカ』の範囲内なので、ボタニカ自体がどこまで史実なのか…ですが。
「長編小説」と書いてあるのでね、フィクションなんでしょうかね。
ともあれ、ここまで感動して絶賛したり、足りない部分を探して文句言ったりするのは、はまり込んで観ていたということです。
やっぱり最後は涙が出ました。
毎朝の楽しみでした。
制作陣のみなさん、演者のみなさん、お疲れさまでした。
あいみょんさんの歌も素晴らしかったです。
♫ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今日も最後までお付き合いくださってありがとうございます。
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