【シニアの本棚】『図書館のお夜食』|こんな図書館に行ってみたい
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【シニアの本棚】『図書館のお夜食』|こんな図書館に行ってみたい

3.0
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10月が終わってしまったけど、振り返ってみると読み終えたのはこの1冊だけだった。
図書館本を何冊か借りていたけど、期限までに読み切れず読まずに返却したのも数冊あり…。

そういう月もあるよね。

三千円の使いかた」「ランチ酒」の原田ひ香が描く、
本×ご飯×仕事を味わう、心に染みる長編小説。

東北の書店に勤めるもののうまく行かず、書店の仕事を辞めようかと思っていた樋口乙葉は、SNSで知った、東京の郊外にある「夜の図書館」で働くことになる。そこは普通の図書館と異なり、開館時間が夕方7時~12時までで、そして亡くなった作家の蔵書が集められた、いわば本の博物館のような図書館だった。乙葉は「夜の図書館」で予想外の事件に遭遇しながら、「働くこと」について考えていく。

すべてをさらけださなくてもいい。
ちょうどよい距離感で、
美味しいご飯を食べながら、
語り合いたい夜がある。

Amazon 本の概要より

 エキナセア グリーンジュエル
厳しい夏も元気に超えて、まだ花をつけてくれてる

本好きとしてはこんな図書館があったらいいなと思う。
入館料が1,000円ということだけど、それでも1度は行ってみたいかも。

図書館カフェで「お夜食」が食べられるのだけど、メニューが小説に出てくる料理だ。
例えば『しろばんば』のカレーとか。
『しろばんば』読んだことないけど…。

職員たちが小説の話で盛り上がるのも興味深い。
彼らも何かしら抱えているものがあるように見える。

図書館に小さな波風が立ったり謎が湧き上がったりするけれども、物語は淡々と進んでいく。
どこに着地するのか、気になって先を読む…。

最後が「は?」ってカンジ。
なんだろ、扉を開けたらそこには何もなく、ただ外の光が差し込んでるだけ、みたいな。

よく映像であるような、ドアを開けたら光が眩しくて何も見えない、そんな印象。
褒めてないです。

いつか、どこかでもらったものかもしれない。
母に言うと「何かに使う」と言いそうだけど、今までなくても全然困らなかったので、もちろん黙って捨てる。
やまとが興味津々。

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今日も最後までお付き合いくださってありがとうございます ^_^
どうかステキな1日を! 

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