高齢者の「うつ」:65歳以上になると失ってしまうもの
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高齢者の「うつ」:65歳以上になると失ってしまうもの

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ビミョーに気分が上がらない今日このごろ。

この間本田葉子さんのエッセイを読んで元気をもらったはずなのに。
溌剌としたカッコいいおばあさんになろうと思ったはずなのに。

なんか気分がどんよりしている。

先日も洋らん展に行こうかどうしようかと迷いつつ

「わざわざ交通費使って行くほどでもないか」
「蘭の花見てもなー」
「うちにデンドロビウムがあるしなー」

って気持ちになってしまって結局行かなかった。

それはそれで「迷ったときは動くほうを選ぶ」のではなかったのかと、軽い自己嫌悪に陥ったりもするのだけど。

そんなとき目についたのが「高齢者のうつ」という記事だ。
え、ひょっとして「うつ」なの?

じつは多い「高齢者のうつ」を引き起こす…65歳以上になったら「失ってしまう3つのもの」(久坂部 羊)
日本は今、「人生100年」と言われる長寿国になりましたが、その百年間をずっと幸せに生きることは、必ずしも容易ではありません。特に人生の後半、長生きをすればするほど、さまざまな困難が待ち受けています。長生きとはすなわち老いることで、老いれば身...

久坂部羊さんは作家でもあり、彼の作品は何作か読んでいるのだけど、65歳以上になると「三大喪失体験」が問題になると言う。

  1. 身体機能の喪失
    それはもうひしひしと感じている。
    老眼とか、筋力の低下はもちろん、最近では食べ物が気管に入りそうになることが多くなった気がするし、聴力の低下もこの間自覚したばかりだ。

    経年劣化は免れることはできないけど、できるだけ劣化の速度を遅らせる努力は怠らないようにしなくちゃね。
  2. 社会的・経済的喪失
    これも紛れもない事実。
    わたしとしては社会的な居場所がなくなることより経済的喪失のほうが堪えるわ。
    ま、仕事をしないで収入を得るなんてことはできないのだから仕方ないけどね。

    とは思うものの、やっぱりお金がないと行動意欲も削がれるというものだ。
  3. 性格の変化
    意欲の減退、興味の喪失、関心の低下などで活動性が落ち、逆に心配や不安が増大して、消極的、怠惰、面倒くさがりの傾向が強まるそうだ。

    たしかに…。
    昔から怠惰だし面倒くさがりではあるけど、昔はまだ「それではいけない」と思って頑張ってたものね。
    今は「ま、いいかー」だ。

失っていくものや低下していくものばかりを気にしてたらよけい落ち込むよね。
かといって、自分を奮い立たせなくちゃと思うのもプレッシャーになる。

気持ちには波があるものだから、またやる気になった時に動き出せばいいか。

ちなみに、一番最近久坂部さんの小説を読んだのはもう5年近くも前だったわ。

感想はこちら ↓

オカシナ記念病院 久坂部羊 医療について考える : ギリギリ年金生活
久坂部さんは、デビュー作の「廃用身」から何作か読んでいて、尊厳死とか(そのほかは思い出せないけど)、現代医療に問題を投げかけるタイプの作品が多い印象を持っている。オカシナ記念病院久坂部 羊KADOKAWA2019-12-20今回はタイトルか...

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今日も最後までお付き合いくださってありがとうございます ^_^
どうかステキな1日を! 

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