万城目学さん、『鴨川ホルモー』でデビューされた時から気にしてました。
初めて読んだ時、その頃「ココログ」をやってて本のレビューだけ製本したのだけど、それを引っ張り出して見てみると
万城目さんの文章とは呼吸が合うカンジ。リズムとか言い回しがツボにハマった
と書いてありました。
たしかにリズムが合うなと思ったことは覚えています。
そして
あの「オニ」たちはホルモーやってる人以外には見えないものだから、わたしたちは見たことがないだけで、実はいるのかも…。
そんなことを思う時点で、この物語にハマってるってことなのかな。
という感想でした。
その後『鹿男あをによし』を読み、エッセイの『ザ・万歩計』を読んでからすっかり万城目ワールドにハマったという感じですかね。
『ザ・万歩計』を読んだ後は
いろんな引き出しをいっぱい持ってる人のようで、その辺のカフェでしばらく話をしてみたい
と思ったようです。
出版された作品は『パーマネント神喜劇』まで全て読んでるし、エッセイも最新刊以外は読んでます。
しかも図書館本専門のタカハラが、万城目さんの作品は全部自腹で買ってるという…。
正直『バベル九朔』ぐらいから、ちょっとずつついていけないかな〜という気持ちが強くなってたんですが、去年、この作品が発表されタイトルを見た時点で「これは絶対読みたい」と思ってました。
それから半年間、なかなか購入するチャンスに恵まれなかったんです。
1760円(税込)の書籍さえ気軽に買えないというギリギリ年金生活…、辛い。
直木賞受賞が決まった時はとっても嬉しかったです。
今まで何度もノミネートされていたので、「ついにやったね」という気持ちでした。
知り合いでもなんでもないですが。
長年遠くから見守ってきたおばちゃん気分です。
もうこれ以上待ってるわけにいかない、是非とも購入して読まねばと思い本屋さんに走ったわけです。
嘘です。
ポチりました。
待った甲斐あって帯に「直木賞受賞作」という文言が入ってました。
得した気分です。
この作品の感想を書くつもりで書き始めたのに、前置きだけで終わってしまいました。
感想は後日。
八月の御所グラウンド [ 万城目 学 ]
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今日も最後までお付き合いくださってありがとうございます ^_^
どうぞ、ステキな1日を!