仕事をしなくなってから2年以上が過ぎた。
それまでは同居と言えども、1階と2階に分かれてるし、わたしは朝から仕事に出て夕方帰ってくるので、じっくり母と話をすることはなかった。
それが毎日一緒に居るようになると、今まで気が付かなかった部分が見えてくるよねぃ。
お互いさまだろうけど。
実際一緒にいるのは午前中の1時間か2時間ぐらいだけなんだけど、母があんなによく喋る人だとは思わなかったわー。
それも自分のことと自分のきょうだい、または自分の友人の健康状態のこと。
そして、入口がどんな話題であっても、必ず自分の体のことに着地するのだ。
わたしは、後から「なんで、あの話があそこへ辿り着くんだろう。どういうルートを通ってあそこへ行ったんだろう」なんてひとりで検証してみるんだけど、わたしの頭もアレなので思い出せないことが多い。

母は母なりにわたしに気を遣ってるようで、わたしが掃除とか洗濯をしていると自分も何かしなくちゃって気になるんだろうね。
例えば、庭の枯れ葉を集めて袋に入れたりしてても、必ず出てきて自分もやろうとするの。
そして、その後必ず腰が痛くなったとか足が痛くなったとか言うんだー。
だから、やらなくていいって言うんだけど、じっとしておられないんだろうね。
洗濯を干す時にも必ず手伝ってくれる。
わたしとしては、息子が出かけたらすぐに洗濯機を回したいところなんだけど、母は朝起きるのが遅いので、早くから洗濯してると気にして起き出してくるだろうなと、変な気を遣ってしまうのよ。
それで、いつも干し終わると10時ぐらいになってる…。
この季節、洗濯物が乾きにくいからなるべく早く干してしまいたいんだけどね。
浴室乾燥機はあるけど、ガス代節約したいし、できるだけ天日で乾かしたいし…。
実母と言えども、言いたいこと全部言えるわけじゃないし、ビミョーにストレス溜まることもあるよねぃ。

でも、そうして普通に筋の通った話ができて、自分のことは自分でしてくれてるんだから、文句言っちゃダメよね。
91歳で杖もつかず、車も押さず、本人はヨロヨロだと言ってるけど、まぁまぁスタスタ歩いてるし。
感謝しなくちゃね。
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♪最後までお付き合いくださって、ありがとうございます♪
