恩田陸さんの小説で『まひるの月を追いかけて』というのがあったね。
その小説と同じコースを辿ろうと、同じく恩田ファンの友人と奈良を旅したものだ。
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あれからもう5年以上経ったのか…。
あの旅もなかなかな珍道中だったなー(遠い目)
全くの余談だけど、あの時「5年後に松本に行こう」と言った約束は実現されていない。
実現する兆しも見えていない。
それとはなんの関係もないんだけど、恩田ファンとしてはタイトルをちょっとパロってみた。
ゴミ出しの日のいつもの楽しみは早朝の景色だ。
「山ぎは すこしあかりて 紫だちたる雲のほそくたなびきたる」カンジ。
そして空がオレンジ色に染まって日が昇ってくるドラマティックなカンジ。
昨日は東の空がぼんやりしていてちょっとガッカリだったけど、ふと振り返ると西側には月が残っていた。
そういえば前日の夜、とっても冴えた十六夜の月に照らされてワンコと散歩したのだった。
まだ残ってたんだね。
薄いブルーの空に浮かぶ月をなんとかして撮りたい。
いいアングルを求めて、屋根が邪魔、電線が邪魔と思いながら追いかけたよ。
追いかければ追いかけるほど、お月さんはどんどん沈んでいくのよねぃ。
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結局最後がコレ↓
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電線の檻に囚われてしまった。
笑える。
「あれだけ歩いてコレか」という思いを抱えて帰る。
期待していたのとは全く別の出会いがある。
これもゴミ出しの日の楽しみだね。
例えば、毎日日の出の時刻に外に出ればいいんじゃないの?なんて考えもあるかもだけど、それはわたしの主義ではないんだなー。
ゴミ出しのついでに「たまたま出会えた」というシチュエーションに感動するのよ。
その後すっかり明るくなってお日様キラキラの下、あらためてワンコと散歩したよ。
♫〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今日も最後までお付き合いくださってありがとうございます ^_^
どうかステキな1日を!