本のはなし

本のはなし

ま行の作家

【読書】47都道府県ひとり旅

『47都道府県 女ひとりで行ってみよう』益田ミリ益田ミリさんが2002年の12月から毎月1カ所にひとりで訪れて、47都道府県を制覇したという旅日記だ。著者に感じるシンパシーわたしの場合は「ひとり旅する...
ひとりごと

図書館本を読まずに返す

玄関から出ると、斜向かいの金木犀の香りが押し寄せてきて思わず深く息を吸い込む。ゴミ出しに行く時に深呼吸しながらその家の前を通る、今年もその季節がやってきた。昨日は図書館本を返却しに行ってきた。最近、2...
や〜わ行の作家

【読書】『逃亡者は北へ向かう』

この地方では運が悪いことを「まんが悪い」と言う。わたしぐらいの年代だとあまり使わないけど、母の世代、特にウチの母はよく使うように思う。人には持って生まれた「運」があるというのが母の考えだそうだ。うーん...
た行の作家

【読書】『妻はりんごを食べない』

『妻はりんごを食べない』 瀧羽 麻子『あの本、読みました?』で取り上げられていて図書館に予約したような気がするのだけど、何が引き金になって予約したのか、もはや覚えていない。瀧羽麻子さん、お初です。物語...
あ行の作家

【シニアの本棚】言語化力は鍛えられるのか

『こうやって頭のなかを言語化する。』 荒木 俊哉最近、考えるということがなくなったなーと思っている。何かについて、自分はどう思うのか、頭の中で考えていることを言葉にするということも減ってきているような...
さ行の作家

【シニアの本棚】『目には目を』|罪を償うとはどういうことか

『目には目を』 新川 帆立久しぶりに、読み終えた後ズーンとしたものが残った。少年法をテーマにした作品にはいつも考えさせられるものがある。物語の展開少年Aは、別の少年Xに暴行を加え死に至らしめた。Aは犯...
あ行の作家

【シニアの本棚】『私たちが轢かなかった鹿』|ヘンな人のオンパレード

井上荒野さんは、随分前に2、3作読んだことがあるような気がする。今回は、ドラマ『照子と瑠衣』を観て、彼女の作品をまた読んでみようと思ったのだ。『私たちが轢かなかった鹿』 井上 荒野物語の展開5編から成...
さ行の作家

【シニアの本棚】『踊りつかれて』|インターネットによる「悪意の地獄」

『踊りつかれて』 塩田 武士SNSなどを見ると、見ず知らずの他人によくそんなこと言えるなと思うような書き込みを目にする。見ず知らずだから言えるのか…。一方的に攻撃的なコメントをつけたり、それに対して別...
ま行の作家

【シニアの本棚】『月とアマリリス』|ひとはひとで歪むんよ

え、立秋?今朝は久しぶりに雨が降ったので、散歩中に吹く風がいつもよりほんの少し冷んやりしていた。毎年、立秋過ぎると「ちょっとだけ秋を感じるよねぃ」と思う瞬間があるのだけど、今年はどうだろ。『月とアマリ...
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