あ行の作家 【シニアの本棚】『私たちが轢かなかった鹿』|ヘンな人のオンパレード 井上荒野さんは、随分前に2、3作読んだことがあるような気がする。今回は、ドラマ『照子と瑠衣』を観て、彼女の作品をまた読んでみようと思ったのだ。『私たちが轢かなかった鹿』 井上 荒野物語の展開5編から成る短編集で、それぞれのエピソードが登場す... 2025.08.19 あ行の作家本のはなし
さ行の作家 【シニアの本棚】『踊りつかれて』|インターネットによる「悪意の地獄」 『踊りつかれて』 塩田 武士SNSなどを見ると、見ず知らずの他人によくそんなこと言えるなと思うような書き込みを目にする。見ず知らずだから言えるのか…。一方的に攻撃的なコメントをつけたり、それに対して別の人が反論して喧嘩のようになっていたり。... 2025.08.12 さ行の作家本のはなし
ま行の作家 【シニアの本棚】『月とアマリリス』|ひとはひとで歪むんよ え、立秋?今朝は久しぶりに雨が降ったので、散歩中に吹く風がいつもよりほんの少し冷んやりしていた。毎年、立秋過ぎると「ちょっとだけ秋を感じるよねぃ」と思う瞬間があるのだけど、今年はどうだろ。『月とアマリリス』 町田 そのこ物語の展開北九州市の... 2025.08.07 ま行の作家本のはなし
あ行の作家 【シニアの本棚】『珈琲怪談』|人は理解不能なものが怖い 『珈琲怪談』 恩田 陸久しぶりの多聞さんのシリーズ。過去2作『月の裏側』『不連続の世界』も読んでるけど、お察しのとおり、覚えてません。内容紹介なんか、怖い話ない?異界が覗き、怪異の似合う古い街。男たちが喫茶店に集ってすること、とは――。男子... 2025.07.23 あ行の作家本のはなし
ひとりごと 6ヶ月間浮気して、戻ってきたのは些細な理由 ちょうど1年ほど前、『天然生活』に憧れると言って、毎月購読を始めた。ところが年が明けて、ちょっと浮気心が起き、天然生活は中断して別の雑誌の購読を始めたのだ。「日本で一番売れている女性誌」というアレ。年齢的にも近いかなというのと、その時の特集... 2025.07.04 ひとりごと日々の暮らし雑誌
あ行の作家 【シニアの本棚】『椿ノ恋文』|幸せは日々もがく泥の中にあるのかもしれない ツバキ文具店シリーズ3作目。『椿ノ恋文』 小川 糸大まかな内容前作『キラキラ共和国』で結婚した鳩子。立て続けに生まれた2人の子どもたちも小学校に入学し、代書屋を再開することになった。鳩子のもとには、またいろいろな人から代書の依頼が来る。紫陽... 2025.07.03 あ行の作家日々の暮らし本のはなし
は行の作家 【シニアの本棚】『北緯43度のコールドケース』|江戸川乱歩賞受賞作 『北緯43度のコールドケース』 伏尾 美紀デビュー作、江戸川乱歩賞受賞だそうで。物語の展開異例の経歴をもつ警察官沢村依里子。5年前に誘拐された女の子の遺体が古い倉庫内で発見された。誘拐犯と思われた男は5年前に電車に轢かれて死亡しており、誘拐... 2025.06.26 は行の作家本のはなし
た行の作家 図書館で借りた本、読まないで返すことが多くなった 書店さんにも作家さんにも申し訳ないけど、本はほとんど図書館で借りている。期間は2週間。以前は3、4冊借りても余裕で読んでいたけど、最近は2冊が限界だ。自分では3冊以上借りようという意識はなくても予約本が届いてることがあるので、仕方なく借りて... 2025.06.19 た行の作家本のはなし
あ行の作家 【シニアの本棚】『今夜はジビエ』|山小屋での暮らし 「森の中の山小屋で暮らすことにしました」と、山へ生活拠点を移し、愛犬と暮らす小川糸さんの日記的エッセイ。『今夜はジビエ』 小川 糸内容紹介最近はテレビの『あの本、読みました?』から情報を得ることが多い。先日、小川糸さんが「山から降りてきまし... 2025.06.09 あ行の作家本のはなし
ま行の作家 【シニアの本棚】『ちょっとそこまで旅してみよう』|同じ旅はもうできない 『ちょっとそこまで旅してみよう』 益田 ミリどこかに行きたい病に冒されているけど実現不可能なので、せめて旅の本を読んで脳内旅行をしようという魂胆で読んでみた。益田ミリさん、初めまして。内容紹介昨日まで知らなかった世界を、今日のわたしは知って... 2025.05.31 ま行の作家本のはなし